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アクティビティ 2023.01.27

3年ぶりの開催!川湯温泉仙人風呂かるた大会に出場しましたレポート2023

本宮エリアには渡瀬温泉、湯の峰温泉、川湯温泉の3つの有名な温泉があります。そのうちの1つ、川湯温泉では全国的にもめずらしい「川を掘ったらお湯が出る」温泉です。川底からブクブクと70度以上のお湯が噴き出します。
夏は川遊びで冷えた体を温め、冬は普通に温泉として楽しめるスポットです。

そんな川湯温泉で冬だけ楽しめるのが「仙人風呂」です。70度以上の源泉と熊野川の支流大塔川が混ざり合って40度前後のちょうどよい温度に仕上がった大露天風呂です。ちょうどよい温度に調整するため流れを堰き止めたり大きさを調整したりするため年によって形が違うそうです。

そんな仙人風呂の名物行事となっているのが「新春かるた大会」です。川でかるた大会!?と思われるかもしれませんが、毎年県内外からチームが集う人気行事なんです!

筆者は今年初めて参加したので感想をレポートしたいと思います。

 

仙人風呂のアクセスと駐車場

仙人風呂(川湯温泉)は道の駅奥 熊野古道ほんぐうから車で約11分です。駐車場は下流側に徒歩5分くらいのところにあり、約30台駐車可能です。
川湯温泉は夏でも冬でも水着着用なので水着の用意と着替える場所の確保をお忘れなく!車の中で着替えるか、近くに宿を取って歩いていくのがよいと思います。ちなみにシャンプーや石鹸の使用は禁止です。お湯に浸かるだけです。

こちらが仙人風呂の入り口です。

 

いざ試合開始!

はじめに開会式がありました。新型コロナウィルスの影響で今年は3年ぶりの開催です。県内外から15チームが参加しました。平安衣装に身を包んだ巫女さんたちと仙人が並んでいます。


新聞やテレビの報道陣も多く詰めかけていました。実は私は別メディアで参加兼取材のために行きました。参加しながら取材していたチームは私たちだけでした(笑)

かるた大会のルールは以下の通り。
・「くまのじかるた」で詠まれた歌の文字を取る(最初の文字とは限らない)
・3首で勝負を行い、合計の取り札が多いチームが勝ち(同じ札が5枚ある)
・今年は密を避けるため初のトーナメント制

こんな感じでお湯に木のかるた札が浮かんでいます。

 

こちらが私たちのチーム。お揃いのシャツを着て気合い入ってます!
両チームはロープを掴んで待機し、札が読み上げられ笛が鳴ったらかるた目がけてお湯の中を走ります。
川底は石があるしぬるっとしているのでマリンシューズは必須アイテムです!サンダルだと浮いて脱げてしまうのでマリンシューズや足首で固定できるがっしりしたサンダルがよいと思います。

 

仙人風呂かるた大会は仮装OK(むしろ歓迎)です!2023年は、
・うさぎの着ぐるみ
・戦隊モノのレンジャースーツ
・お揃いのシャツ、たすき
・キンキラキンのスーツ
などの衣装がありました。試合で負けても衣装が面白いと注目されて何かしらの賞をもらえることもあるので皆さん気合いが入っています。

衣装を着る場合でも下に水着は着ておいた方がよいです。温泉は温かいですが濡れたまま上がると冷えるので、試合が終わったら衣装を脱いで水着のまま温まってから上がり、乾いた服を着て更衣室に向かうのがおすすめです。

私たちのチームは残念ながら2回戦敗退でした…。が、私は初参加にしては結構札が取れたので健闘したと思います!いい大人が夢中になって札を探すのは楽しいですよ。
なんと、私たちのチームの試合の様子が毎日新聞・読売新聞・紀伊民報に写真が大きく載りました(笑)

こちらは毎日新聞の記事です。


2023年の優勝は愛知県から参加の「バカサバイバー」というチームでした。レンジャースーツを着ていて一際目立っていました。強かったです!

他にも大阪や京都からの参加チームもいました。わざわざこの大会のために気合を入れて来てくれて、県民としては嬉しい次第です。


また、「大会があることを知らずにたまたま立ち寄ったら大人がコスプレをしてかるたに白熱していて面白かった」という声も。コスプレは目立つし名物になっているようです(笑)

仙人風呂かるた大会、とても楽しかったのでぜひ参加してみてください!事前エントリーが必要なので12月くらいから情報をチェックしてくださいね!

川湯温泉公式サイト(熊野本宮観光協会)はこちら

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この記事を書いた人

しおこ

県外の大学卒業後、和歌山にUターン。和歌山に帰ってきてから和歌山が面白くなってきた人。自分自身が地域の魅力をもっと知りたい!という気持ちで和歌山ライターに。ウチとソトをつなげるローカルジャーナリストになりたい。海を眺めるのが好き。

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