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その他観光 2022.10.21

本宮温泉郷・渡瀬温泉には西日本最大の露天風呂やキャンプ場、テントサウナあり!

熊野本宮大社のある田辺市本宮には、本宮温泉郷(湯之峯、川湯、渡瀬)があります。有名な温泉が3つも!あるのです。熊野古道沿いにある、この3つの温泉郷は古来より旅人がその疲れを癒やしに訪れた場所です。今も変わらないその泉質は、散策したり長時間ドライブしたりした後の旅の疲れを癒やすにはぴったりです。

道の駅熊野古道ほんぐうからは、どの温泉郷へもそれぞれ約15分程。

3つの温泉郷はそれぞれギュッと近いエリアにあるので、「どの温泉に入ろうかな?」と迷う楽しみもあります。

渡瀬温泉の地名でのよみは「わたぜ」

わたらせ温泉と呼ばれることが多い渡瀬温泉郷ですが、地名では渡瀬(わたぜ)と読みます。そのため渡瀬(わたぜ)温泉と書かれている資料も。美肌の湯と呼ばれ、泉質もとてもよいです。湯上がりは肌がつるつるになりますし、何より体の芯からほぐれて、体がふわふわになります。

その渡瀬温泉には、現在2つの温泉入浴施設があります。ひとつはホテル併設で西日本最大の露天風呂を有する「わたらせ温泉」。そしてもう一つがコテージやキャンプ場とともに運営されている「渡瀬温泉センター おとなしの郷(旧クアハウス熊野本宮)」です。

渡瀬温泉は宿泊するというより日帰り入浴の利用がたぶん一般的なのですが、しっかり宿泊もできて、湯の峰温泉よりも安価で泊まれる穴場スポットです。

入浴施設①わたらせ温泉(かけ流し、大露天風呂)

渡瀬温泉にある入浴施設で観光客の方々が多く行かれているのが、ホテルに併設する温泉施設である「わたらせ温泉」。西日本最大の露天風呂は本当に広々としていて、温度や深さもいろいろ選べるほどあり、楽しみながら入浴できます。

https://www.watarase-onsen.jp/index.php

お土産どころや食事どころもあり、とても整った施設です。露天風呂は山々に囲まれた中にあるので、四季折々の移ろいを感じられます。貸し切りの家族風呂もあります。

そして、こちらはなんとホームセンターのコーナンが運営しています。サービスが整っているのはだからでしょうか。ビジネス利用も想定されていて、貸し会議室もあります。宿泊するとJR白浜駅からの無料送迎も。いろいろと充実しているので遠方から公共交通機関で来られた方も安心して過ごせます。

入浴施設②渡瀬温泉センター おとなしの郷(キャンプ場、コテージ有)

以前はクアハウス熊野本宮の名前で運営されていた施設です。運営者変更につき、施設の名前が変わっています。地元の方々が利用する公衆浴場でありつつ、キャンプ場やコテージを併設して観光客が宿泊できるようになっています。日帰り入浴も可能です。

温泉センター

わたらせ温泉の露天風呂とはまた違い、地元に密着してきた歴史を感じます。

その一方で、実はワーケーションの取り組みもされていて、温泉センターに併設してアウトドアフィールドもあります。BBQテラスあり、敷地内のWi-Fiあり、コワーキングスペースあり、テントサウナをする日ありと、アウトドアファンに喜ばれる形を整えてくださっています。

テントサウナの情報はホームページの下部に書かれていました。

本宮でテントサウナが楽しめたり、本格的なキャンプが(備品はレンタルで)できたりする施設はこれまでなかったので、とても滞在の幅が広がったように感じます。アウトドアフィールド施設の情報はTwitter:WATAZE OUTDOOR – おとなしの郷でも更新されているので、お出かけを考えておられる方はTwitterもご覧になるとわかりやすいと思います。

宿泊地として穴場的な存在の渡瀬地区

熊野古道の散策拠点として便利な渡瀬ですが、宿泊地としては存在を知られていませんでした。しかし2022年からは温泉センターがより充実してきて、楽しみ方がとても広がっています。本宮でキャンプ場を探していた人も多いと思うので、テントサウナも楽しめるキャンプ場は貴重な存在ではないでしょうか。

それぞれカラーの違う2施設があるので、お好みで選んで行ってみてください!どちらも日帰り入浴可能、泉質も同じです。

この記事を書いた人

まんたにえみ

株式会社Crop代表取締役&ライター。和歌山のことなら詳しいです。情報発信を支援する会社をしつつ、個人で和歌山の情報を各種メディアで発信中。Googleローカルガイドはレベル8。

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