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道の駅 2023.03.09

和歌山の道の駅、新しい順ランキングBEST7(2023年以降の開業予定も)

和歌山の道の駅の数は関西最多で、2023年9月現在、36駅・37ヶ所あります。

37ヶ所となるのは京奈和自動車道に設置されている道の駅かつらぎ西が(上り)(下り)と分かれているからです。駅としては1つなので、36駅となります。いちばん新しい道の駅は、海南市の道の駅海南サクアスです!

その36駅の中から、開業日が新しい順に7ヶ所をランキングします。

実はいつもの道の駅は新しかった、逆に老舗だったなど、発見があります。2023年以降、開業が予定(計画)されている道の駅もありますので、記事の最後に情報を掲載します。

新しい道の駅ほど観光要素が多め

道の駅は、もともと道路利用者のための休憩施設でした。そのため、今も駐車場とトイレなど24時間利用できなければ道の駅と承認されないなど、前提条件がいろいろあります。

けれど近年では道の駅を休憩だけでなく地域活性化の中心点にしていこうとの動きがあり、観光情報の発信により一層力を入れていたり、道の駅自体に観光客を呼び込む要素を持たせるなど、地方創生拠点として期待を寄せた施設になっています。

もちろん新しいから観光客が行って楽しい、古い道の駅は楽しくないといったことではありませんが、観光客が楽しみやすいような仕掛けは新しい道の駅のほうが多くあると思います。

それでは、開業日が新しい順に7ヶ所をご紹介します。

1位(いちばん新しい) 道の駅海南サクアス(海南市)

海南市初の道の駅海南サクアスは、2023年9月2日に開業しました。

海鮮を中心に提供するレストランや和歌山のフルーツが食べられるカフェ、広々とした産直コーナーを持つ、大型の道の駅です。

ベビー向けの設備やこどもトイレなど、誰にでも優しい設備が整っていて、どなたでも安心して立ち寄れる道の駅です。観光の方々だけでなく、地元の方々の買い物スポットにもなるほどの豊富な品揃えが話題を集めています。

開業日に取材し、レポート記事を書いておりますので、ぜひ合わせてご覧ください。

▶︎道の駅海南サクアスの全貌をレポート!産直マルシェに魚にフルーツ

2位 道の駅四季の郷公園(和歌山市)

和歌山市に初めて設置された道の駅である四季の郷公園は2020年開業です。イベントも多数開催され、地元に根付いて発展してきている道の駅です。

バーベキュー施設やドッグラン、バラ園なども有する、関西最大級の面積を誇る四季の郷公園。ハイキングコースもあり、幅広い楽しみ方があります。週末はイベントも数多く開かれています。

アスレチックや広場など、特に子ども連れファミリーに人気が高いです。自然豊かで四季のうつり変わりも目で楽しむことができます。

3位 ねごろ歴史の丘(岩出市)

京奈和自動車道・根来岩出IC近くに2018年に開業した道の駅ねごろ歴史の丘

敷地内に歴史資料館や重要文化財「旧和歌山県会議事堂」があり、目の前には桜や紅葉の名所でもある根来寺があります。季節のフルーツのパフェが楽しめる「ハナエミカフェ」も人気です。

歴史を肌で感じられる道の駅です。情報提供コーナーが充実しているとともに、スタンプラリーなどエリアを周遊して楽しむ企画も数多く開催されています。

4位 くしがきの里(かつらぎ町)

かつらぎ町の中でいちばん新しい道の駅がくしがきの里です。2017年開業でありながら2021年にリニューアルも行われているので、さらにブラッシュアップされ、魅力が詰まっています。SNSの情報発信もとても熱心に行われています。

道の駅くしがきの里

敷地内にベーカリーもあり、フルーツ農家の”パフェ”など映えるスイーツも提供していて大人気です。

品揃えも豊富なので、小規模なショッピングモールのようです。大阪との県境にあり、来訪者がかなり多い道の駅です。

 

5位 たいじ(太地町)

観光発信に全振りしている道の駅たいじは、2015年に登録され、2017年に開業しました。登録されたのは早かったですが開業まで時間がかかった道の駅です。

太地町の玄関口といわれる施設です。くじらとともに地域が歩んできた歴史を発信する機能を持ち、コンシェルジュも常駐しています。

 

6位 青洲の里(紀の川市)

2016年に開業したのは紀の川市の道の駅青洲の里です。世界で初めて全身麻酔下での乳ガン摘出手術に成功した華岡青洲の偉業を伝えることを目的とした施設です。

資料館も併設していて、学びを深めるために来られる方もいらっしゃいます。また、野菜を中心としたバイキングを提供するレストランも大人気。和歌山道の駅ドットコムのライター陣も何度もリピートしている、地元食材をお腹いっぱい楽しめるランチバイキングを楽しみに訪れる人も多数です。

7位 かつらぎ西(かつらぎ町)

京奈和自動車道の上り、下りにそれぞれ設置された道の駅かつらぎ西。上りは2023年3月現在、リニューアルに入っており、休業しています。上り、下りで運営会社が異なるため、カラーも少々異なります。

↑道の駅かつらぎ西(下り)

上り、下りを合わせて1つの道の駅とみなされています。2015年開業です。

↑道の駅かつらぎ西(上り)は2023年春にリニューアル!より一層広くなり、取り扱い商品点数が増えて、充実した施設になりました。

次点 すさみ(すさみ町)

2015年に開業した、すさみ町の道の駅すさみは、2023年9月現在から遡ると、8番目に新しい道の駅です。

日帰り温泉機能を持つホテルも併設されています。レストランでは季節限定のメニューも豊富で、新鮮なお刺身や地元名産を使った食事が楽しめます。

海が見えてロケーションもばっちり。グルメと温泉が楽しめて、魅力盛りだくさんの道の駅です。

 

道の駅はリニューアル、運営者の変更も頻繁に行われます。数年経つと状況が変わって、品揃えや設備がガラッと変わっていることも。年々規模感も大きくなってきているので、これから開業の道の駅も楽しみですね。

将来開業する道の駅・和歌山県中央卸売市場

中央卸売市場に隣接する土地に、道の駅を中心とした商業施設など整備が行われる予定です。

▶︎(仮称)市場南用地道の駅等整備運営事業

こちらはまだまだ業者選定などをしていて、計画が始まろうとしている段階のため、開業はもう少し先になりそうですね。

まとめ

地域の魅力がぎゅっと詰まった道の駅は、まだまだ増えるだろうと予想されています。

そのほか、ホテル、入浴施設、資料館なども併設され、道の駅の多機能化も進むのではないかと考えています。これから開業する道の駅も追っていきますので、昔ながらの道の駅から新しく機能をたくさん備えた道の駅まで、巡りながら楽しんでいきたいですね。

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この記事を書いた人

まんたにえみ

株式会社Crop代表取締役&ライター。和歌山のことなら詳しいです。情報発信を支援する会社をしつつ、個人で和歌山の情報を各種メディアで発信中。Googleローカルガイドはレベル8。

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