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絶景 2023.08.13

青空に映える一面のひまわり畑!和歌山市内に6か所ある「JAわかやまのひまわり畑」

道の駅四季の郷公園で遊んだ前後、8月のこの時期ぜひ足を伸ばしてほしいのは、「JAわかやまのひまわり畑」。
矢田峠を越えたところ、旧中筋家住宅の近くで、車で6分ほどで到着します。
8月12日、ひまわりが満開だと聞いて訪れてみました。


背の高いひまわりが満開!

県道138号線沿いの旧中筋家住宅から南に30mほどのところ。
「JAわかやまひまわり畑」の看板がたっています。

畑に入るとまさに満開です。
すべての花がにっこにこ笑っているかのように、一面に花を咲かせています。

夏の青空に鮮やかな黄色が映えますね。
正確な広さは分かりませんが、一面のひまわりの写真も撮れます。
この畑のひまわりは、今年6月2日の水害でほとんど種が流されてしまい、再度植えなおしたそうです。

家族連れや立派なカメラ機材を携えた人など、皆さん思い思いに写真を撮っていました。

ところで、この写真、すべて逆光なのはお分かりでしょうか。
私が訪れたのは午後3時頃。
太陽は西に傾いていました。
ひまわりって「向日葵」と書くくらいなので、太陽に向かって咲くのでは?それなのになぜここのひまわりはみんな太陽に背を向けているの?と思っていたのですが…。


ヒマワリは、日の出の前に東を向いてスタンバイし、太陽が上り始めるとその光の方向に合わせて東から西へ向きを変えます。そして、夜の間にまた、西から東の方へ向きを変え、日の出を待ちます。この動きをするのは、伸長成長をしている時期で、花を咲かせると、東に向きを固定しほとんど動かなくなります。

引用元:https://biome.co.jp/biome_blog_129/

なんと!花が咲くとひまわりは東に向きを固定するのだそうです。
確かにこのひまわりたちも、すべて東を向いています。
逆光に透けるようなひまわりも素敵ですが、太陽をさんさんと浴びた姿を撮りたい場合は朝に訪れることがコツですね。

和歌山市内に6か所

JAわかやまのひまわり畑は、和歌山市内に6か所あります。
預かった休耕地でふだんは野菜を栽培しているのですが、夏は景観活動の一環としてひまわりを植えているのだとか。
花を終えたひまわりは、畑にすきこんで緑肥とするそうです。

1、禰宜(矢田峠)の旧中筋家住宅から南へ30メートルほどの畑(満開:8月半ば頃)
 ┗今回紹介した畑です
2、和歌山市祢宜の旧中筋家住宅の駐車場から少し南の畑(満開:8月初旬頃)
3、JAわかやま本店から西へ50メートルほどの畑(満開:8月半ば頃)
4、JAわかやま本店(和歌山市栗栖)から東へ150mメートルほどの畑(満開:9月頃)
5、エバーグリーン和佐店近くの畑(満開:8月下旬頃)
6、JAわかやま本店から東へ120メートルほどの畑(満開:9月中旬)

 


詳しくはJAわかやまのInstagramで開花速報が配信されていますので、ご確認ください。
いずれの畑も近くに公式の駐車場はないとのこと。
撮影や鑑賞の際は、近隣の迷惑とならないような配慮をお願いします。

 

 

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この記事を書いた人

二階堂ねこ

奈良育ち、大阪の出版社勤務を経て、結婚を機に和歌山に。在住約20年を数え、もうすっかり和歌山人のつもりです。海のある街に猫と住む夢が叶ってごきげん。取材やインタビューをメインに活動しつつ、地域の魅力を発信したいフリーライター。

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