干潮をねらおう!くしもと橋杭岩の先にある島まで歩く
串本町にある道の駅「くしもと橋杭岩」に行ってきました。
今回の目的は、串本のぽんかんジュースでもマグロでもなく、これまで一度も行けていない島に渡ることです。
道の駅から橋杭岩を眺めたときに見える、この島です。
「弁天島」と呼ばれており、干潮時は歩いて渡ることができるそうで以前から気になっていたのですが、毎回タイミングが悪く行けず。今回はこれを目的に、準備をしてリベンジすることにしました。
事前準備
事前にするべきことは2つです。安全に最大限楽しめるよう、ぜひご参考ください。
- 潮位を確認しておく
- たくさん楽しむための予習をする
①潮位を確認しておく
▶︎(気象庁)串本の潮位表はこちら
この日の干潮時刻は15時18分だったのですが、干潮でも潮位が高い日なので念の為役場の方に問い合わせると、「干潮の時間であれば基本的には渡れる」とのことだったので、決行することにしました。
干潮時刻を過ぎると今度は満潮に向けて潮位が高くなるので、なるべく干潮より少し早めに行き、様子を見ながら散歩するのが良さそうです!ちなみにこの日は14時半ごろに道の駅につき、15時前に島に向かいました。
②たくさん楽しむための予習をする
まず、道の駅の2階にある手作りの絵地図や探検ガイドで予習をします。
これは特にしなくても問題ありませんが、一つひとつに名前がついた巨岩や、周辺に生息している鳥や貝、植物などについて詳しく書いてあるので、橋杭岩の楽しみ方が増えておすすめです。
お子さんの自由研究のテーマにも良さそうですね!ワクワク感が最高潮に高まったのでいよいよ出発します。
歩き方
まだ潮が引き切っていない場所も多かったので、ゆっくりスタートしました。島の右奥(西側)に鳥居があるようなので、まずはそこを目指します。
途中の道はこのような状態で、足元に注意すれば無理なく渡れるようになっていました。苔が生えていて滑りやすい場所もありますのでご注意ください。
歩いていると貝をたくさん見つけました。道の駅の探検ガイドを参照すると、この貝は「イボニシ」でしょうか。
鳥居を目指して島の西側を歩いていると、砂浜と岩場がある場所に来ました。潮位がやはり少し高かったのか波が打ち寄せています。濡れそうな所は岩場の上を進みます。
※帰る時(ちょうどこの日の干潮時刻くらい)はもう少し歩きやすくなっていました。
道の駅からのんびり景色や生き物を眺めながらで約10分で鳥居に到着!振り返ると道の駅が見えています。天気が良くてよかった。
早速、島の中を探検!道や階段はワイルドな趣き。手すりなどはありませんが、よじ登らないと行けないような高い段差はありませんので転ばないようにだけ注意して一歩一歩進みます。
入り口から1分もしないうちに、歩いて到達できる範囲での頂上に到着しました。弁天様、蛭子大明神様、不動明王様が祀られています。
付近の木の間からは、入り口にある鳥居とは反対側の入江が見えています。
写真では見にくいのですが、斜面には黄色の綺麗な花が並んでいました。
道の駅で見た探検ガイドによると、海沿いの地域に多い「ツワブキ」という植物のようです。
道の駅に戻るまで30分ちょっとという短い時間でしたが、とても気持ちの良いトレッキングになりました!
串本方面に来られる際は、その日の潮位をチェックして是非挑戦してみてください〜