紀州の山椒や棕櫚製品を買うなら「かねいち」ブランドの山本勝之助商店
和歌山県海南市の高野街道沿いに、和歌山の山椒をつかった調味料や棕櫚製品が買える「山本勝之助商店」があります。明治時代創業で、ずっと海南でお商売をされてきています。海南とはいっても、道の駅海南サクアスからは約20分ほど距離があります。有田や紀美野に近い場所にあります。
山本勝之助商店は「かねいち」の屋号(ブランド)で親しまれてきました。
お店は高野山へ向かう街道沿いにあり、旧野上電気鉄道の廃線跡もお店の裏側にあります。昔は大通りと電車の駅に挟まれたとても便利な立地だったでしょうね。ちなみに野上電気鉄道はこの「かねいち」が当初経営に参画していたそうです。それほど、当時は力を持っていたであろうお店です。
地元の名家として有名な「かねいち」
山本勝之助商店としてよりも「かねいち」としてよく知られています。創業者の山本勝之助さんが非常にお商売に力を入れ、おうちを大きくしてきた歴史があります。
敷地内にある山椒の工場で、近くの山椒畑で採れた山椒を挽いて販売されています。山椒はすぐ香りが抜けてしまうので、冷凍したり、少量ずつ買い足したりするのがオススメです^^
お店の中は山椒のいい香り!オレンジのような柑橘に近い香りです。
野上電気鉄道(のてつ)の廃線跡に山本勝之助の銅像が
勝之助さんは「手廻しせねば雨が降る」という格言をつくり、ずっとその言葉を大切にされてきたそうです。
「手廻しせねば雨が降る」の意味については山本勝之助商店公式ホームページに詳しく紹介されています。
銅像も立派ですが、お店の中にもたくさんその言葉が掲げられていて、勝之助さんの面影を感じました。
建物も素敵なので、ぜひお出かけになった際には建物もじっくりと見てみてください。
山本勝之助商店