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フルーツ 2024.06.22

桃農家に聞いてみた、大人気のめっけもん広場で桃を買うコツ

和歌山・紀の川市にあるJAの大規模な産直市場「めっけもん広場」は、県内外から人が集まる人気産直です。観光バスでやってくる方々も多く、駐車場もとても広いです。

特に桃の時期である6月〜7月は人が多くて大混雑。なかなか桃が買えないこともあります。

そこで、めっけもん広場に桃を出品している農家さんに混雑する時期や買い方のコツなどを聞いてみました。

めっけもん市場の桃

販売情報はめっけもん広場・公式Instagramでリアルタイムチェック

フルーツは自然のものなので、販売時期が毎年異なります。どれくらいの量がいつ出てくるかはInstagramでリアルタイムチェックがおすすめです。農家さんでもギリギリになるまで、何日からどの品種を収穫するかわからないものなんですよね。

https://www.instagram.com/mekkemonhiroba/

いちばん安く買える桃は「加工用」「ジュース用」の桃

桃はパックに入ったもの、贈答用の化粧箱に入ったもの(フタも付いている)、家庭用の桃(箱にフタがない)などがありますが、いちばんお手頃に買えるのは「加工用」などとラベルが付けられたキズなどがある桃です。

大きさもバラバラ、キズが少しあるけれど、「加工用」「ジュース用」と書かれたラベルの桃はものすごく安い値段で数がたくさん入っています。おいしい部分も実によってはあるので、傷んだところや青いところを避ければそのまま食べることもできます。

こういった訳あり桃はだいたい1箱1,000円程度。訳ありで安いとはいえ「傷んでるところもあるけれどおいしく食べられる部分や方法がある」という桃を「加工用」と買いているもので、農家的に絶対に売れない、値段が付けられないと思う品質の桃は入っていません。”いいところだけ選んで食べる”ことがOKであればお得なのは間違いありません。

1日に何度も桃の補充がある

めっけもん広場は売れた数がスマートフォンなどからチェックできるので、農家さんはたくさん売れているとわかれば、収穫が終わって準備ができた桃を補充に向かいます。

めっけもん広場の搬入口をみていると、農家さんが軽トラでどんどん持ってきている場面に出会うと思います。納品する桃は台車に積まれて店内に入ってくるので、もし、桃の在庫がなくても、待っていたら補充があります。

加工用の桃

ただ、店外にいるとなかなか桃の補充がいつあるかはわかりません。アナウンスされるものではないため、どうしても欲しい時は桃の売り場近くで次の補充を待つのがおすすめです。

おいしかった桃はラベルを保管

農家さんのオリジナルラベルや、販売用のバーコードが付いたラベルに名前が書いてあるので、おいしいと思った桃はラベルを保管して来年リピートするのがおすすめの方法です。農家さんによって色々とこだわりがあり、味も違うはず。好みのものを見つけたら、ラベルの写真を撮る/切り取って保管する!ことで間違いなく来年もおいしい桃が買えます。

↑桃ではないですが、ミカンもすぐにおいしかったものがどれだったか忘れてしまうので、私もラベルを写真に撮って保管しています。

お気に入りが見つかるまで、もしくは初めてめっけもん広場に行くという方は、いろいろな農園の桃を買って食べ比べするのがいい方法だと思います。

まとめ

農家さんに聞いた情報と、私がこれまで桃を買ってきた経験を合わせて記事にしてみました。和歌山の桃はとても人気が高くなってきており、産地直売所へ行っても在庫がなかった!なんていうことも。

もしなければ、道の駅の産直コーナーが穴場です。特に京奈和自動車道上にある道の駅かつらぎ西(下り)はたくさん入荷しているのでおすすめですよ。桃が見つからなかったな、というときはぜひ寄ってみてください。

Googleマップ

この記事を書いた人

まんたにえみ

株式会社Crop代表取締役&ライター。和歌山のことなら詳しいです。情報発信を支援する会社をしつつ、個人で和歌山の情報を各種メディアで発信中。Googleローカルガイドはレベル8。

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