本宮の農家さんが丹精込めてつくる「音無茶」のソフトクリームを味わう
熊野三山の総本山、熊野本宮大社から車で5分ほどのところにある道の駅奥熊野古道ほんぐうは、熊野古道歩きや熊野三山めぐりの拠点として役割を果たしており、観光情報の発信やお土産物の販売を行っています。
イートインコーナーではご当地グルメのめはり寿司やそばなどが提供され、熊野古道歩きの方々のランチとしても好評。
また、「音無茶(ほうじ茶)ソフトクリーム」も名物として人気です。地元本宮で採れた音無茶から作るほうじ茶がブレンドされたソフトクリームです。
しっかりと濃い色が出ている通り、香ばしさと少しの苦味があり、満足感のあるソフトクリームです。購入はイートインコーナーの入り口にある食券販売機で食券を買います。350円(税込)でした。
ソフトクリームの販売時間は9時〜17時です。その他軽食の販売時間は日によって異なりますので、お立ち寄りの際は道の駅のホームページで一度ご確認ください!
本宮の音無茶とは
熊野本宮大社で毎年新茶祭を行う音無茶は、熊野本宮大社のそばを流れる音無川にちなんで命名されたお茶で、この地方の特産品です。川湯や伏拝地区などにある約40戸で栽培されているとのこと。
(↑道の駅奥熊野古道ほんぐうで販売されている音無茶)
音無茶は、本宮エリアで栽培した一番茶の新芽のみを使用したとても希少なもの。特徴は濃い黄金色で、飲み心地はすっきりとしています。
道の駅の物産販売所では、音無茶の茶葉も購入可能。新茶の販売は5月上旬開始。それにさきがけて、4月に熊野本宮大社で「新茶祭」が行われます。新茶を楽しみたい方は販売開始時期〜初夏に本宮を訪れるのがおすすめです。
音無茶のお菓子もいろいろ
音無茶はソフトクリーム以外にもお土産ものに加工されています。
例えば、本宮大社内にある「cafe alma(カフェ アルマ)」には、音無茶を使った「おとなしカステラ」が販売されています。
コーヒーや紅茶のおともにぴったりの甘さ。お茶の香りも爽やかです。
また、熊野で創業50年以上の老舗菓子店がつくる「音無茶まんじゅう」や、音無茶せんべい、お茶が香る茶そばもあります。
地元の方々が丹精込めてつくる音無茶。まずは現地でしか食べられないソフトクリームで味わい、そしてお土産に買って帰ってゆったり味わってみてくださいね。
和歌山のご当地ソフトクリームをもっと食べたい方へ
和歌山県内にはフルーツやお茶を使ったご当地オリジナルソフトクリームがたくさんあります。
和歌山道の駅ドットコム内でも多くのソフトクリームをレポートしていますので、ソフトクリームファンの皆様のソフトクリーム巡りの参考になれば幸いです。