2024年は3月3日まで!紀州石神田辺梅林の開花状況と売店情報
和歌山県といえば梅干し、梅干しといえば梅の花。2月上旬〜下旬に見頃を迎える梅の花見といえば南部梅林が有名ですが、実は道の駅 紀州備長炭記念公園の近くにも一般客が観覧できる梅林があるんです!紀州石神田辺梅林(通称・田辺梅林)です。
2024年は2月10日(土)から3月3日まで開園です。
2023年の現地レポート
田辺梅林は標高が少し高いところにあるので平地よりも開花が遅く、2023年2月28日に訪れた際は「8分咲き」くらいでした(筆者の主観です)。まだ蕾の枝もあったので、開園中の3月5日まで十分花見を楽しめそうです。
紀州石神田辺梅林のアクセスと駐車場
紀州石神田辺梅林は道の駅 紀州備長炭記念公園から車で約12分、南紀田辺ICから約19分です。今回は秋津の奇絶峡側からのルートを行きました。稲成側から行く道もあるそうですが、そちらは道が細いようなので要注意です。奇絶峡側からのルートもカーブが多く、途中対向が難しい道もありました。山の上に向かってずんずん登っていきます。
山を登り切ったところにゲートがあるのでこの奥に進んでいきます。奥は12〜13台駐車可能です。もう少し山を下ったところにも駐車場があります。混雑時はこちらに案内されると思います。駐車料金、入園料は無料です。
弁慶くんがお出迎え。
2023年2月末の開花状況
「ひと目30万本」とも言われる田辺梅林。山の斜面を見下ろす形で梅の花を見られます。農業用に栽培している梅を、この時期は一般客のために解放しています。急な斜面を歩いて登るのでお年寄りにはちょっとキツいかもしれませんが、登り口に杖は用意されています。アスファルトの道を歩くので普通のスニーカーで大丈夫です。
大蛇峰展望台に登ってみたかったのですが、残念ながら通路が閉鎖されていました。
2月28日現在の開花状況です。この写真の部分はほぼ満開でした。遠くまで見渡せて気持ちがいいです。
菜の花も咲いていました。菜の花と梅の花のコントラストも綺麗です。
観光地お馴染みの(?)顔出しパネル。梅の花の下で顔出しパネルをやるのもなかなか楽しそうです。
白い梅の花とピンクの梅の花(紅梅)がありました。どちらも青空に映えて美しいです。かなり近くで見られるのもいいですね。
山の上に売店もあり!
2020〜2022年はコロナ禍で閉まっていたようですが(園内は自由に入れた)、2023年は売店もオープンしていました!
和歌山関係の商品が色々並んでいます。「石神母さんのお弁当(前日午前中までに要予約)」と「まぜごはん」もありました!お弁当を買って外で食べるのもよいと思います。少し歩いて登ったところに、数は少ないですがベンチとテーブルがあります。
おみやげに梅干しはいかがでしょうか。
今回は時間がなくて食べられませんでしたが、梅うどんときつねうどんもあるみたいです。土日限定でたこ焼きも。
田辺梅林では毎週日曜と祝日に様々なイベントが開催されます。最終日の「神島屋」(地元神島高校の生徒が運営する飲食店)の出店は賑わいそうです。以前神島屋の焼き鳥を食べたことがあるのですが、梅酢に付けてやわらかくした鶏肉を炭火(おそらく)で焼いた焼き鳥はとてもおいしかったです。
以上、2023年2月末現在の田辺梅林の様子でした。南部梅林の見頃が終わっても諦めないでください!標高が高い田辺梅林は開花が遅いので3月上旬までゆっくり楽しめそうですよ。
紀州石神田辺梅林
MAP:https://maps.app.goo.gl/SK7kGZoXWCrey14K9
開花情報は田辺観光協会WEBサイトで確認できます。