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グルメ 2023.09.21

道の駅で買える厳選和歌山みやげ:熊野うなぎ(古座川産)

道の駅で購入できる和歌山土産。お菓子からフルーツ、海の幸とさまざまな逸品があるのですが、今回は和歌山・古座川で育てられたとても珍しいウナギ「熊野うなぎ」をご紹介します。

清流の名高い古座川の美しい水を使う養鰻場で育てられた「熊野うなぎ」。古座川町の名産で、いろいろな道の駅で取り扱いがあります。今回和歌山道の駅ドットコム編集部が購入したのは道の駅海南サクアスですが、よってって市場などの産直でも目にしたことがあります。

熊野うなぎはしっかり焼かれてパックされています。温めて丼に乗せればOKの便利な商品です。

この熊野うなぎのパックの中には、海南市の名産であるぶどう山椒(山椒は和歌山県が全国シェア1位)もセットされています。パックに入っていた山椒は海南市にある山本勝之助商店ブランドのもの。山椒が栽培されているのも海南市なので、そのゆかりがあって海南市の道の駅で販売されていたのかもしれません。

臭みがなく身も皮もやわらかい「熊野うなぎ」

食べてみての感想は、身も皮もやわらかくて、脂がしっかり乗っていました。和歌山でウナギってすごく珍しいのですが、こんなおいしいウナギがあったんだと私も驚きました。

古座川の水がきれいであることはもちろん、軟水で中性に近い水質のため養殖に向いているのだそうです。ウナギを本格的に養殖しているのはこの熊野うなぎの養鰻場だけとのことなので、とても貴重な商品です。

稚魚も和歌山県で採捕されたものだけを使っているので、正真正銘の和歌山県産です。

ぶどう山椒とピッタリ!脂をしっかり感じながら後味は爽やか

ふわっとした口当たりと脂の乗った身に、さわやかな柑橘の香りがピッタリと合います。ぶどう山椒は独特の苦味が少なく、ミカンのような香りと後味が楽しめるので、しっかりした脂のあるウナギと相性がいいです。

数切れ食べるだけで、とても元気になれそうなウナギでした。

熊野うなぎの価格は?

今回は1パック、3,218円でした。ちょっとお土産とすると奮発した価格ですが、大きいので二人で食べられます。和歌山のぶどう山椒もなかなか高価なものなので、セットの値段と思えば納得の価格です。

生産者さんの紹介ページはこちら>>一栄水産(紀州・古座川 熊野うなぎ)

蒲焼きの状態で購入するので、冷蔵が基本です。道の駅では冷蔵・冷凍ものも(たとえばジビエなど)たくさん販売されていますので、和歌山へ来られる際はぜひ保冷ボックスなどもお持ちになってお越しくださいね。

山本勝之助商店は海南市に実店舗もあり

熊野うなぎにセットされていたぶどう山椒のブランドは、屋号「かねいち」でおなじみの山本勝之助商店です。海南市にはさまざまな山椒の商品や棕櫚商品(棕櫚も海南市の名産)がありますので、もし山椒をたくさん見たいなという方は、山本勝之助商店店舗へ訪れてみるのもおすすめです。

山本勝之助商店

山本勝之助商店ホームページ

この記事を書いた人

まんたにえみ

株式会社Crop代表取締役&ライター。和歌山のことなら詳しいです。情報発信を支援する会社をしつつ、個人で和歌山の情報を各種メディアで発信中。Googleローカルガイドはレベル8。

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