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グルメ 2022.05.18

創業100年余り!今も伝統の製法で醤油を醸造する「カネイワ醤油本店」

道の駅明恵ふるさと館から約3km、国道424号線を北方向へ車で6分ほどいったところにあるのが「カネイワ醤油本店」です。


創業110年を数えるこだわりの老舗醤油店

「カネイワ醤油本店」は424号線から県道182号線に入った住宅地の中に佇む老舗。
182号線は道が細いので訪れるのはちょっと苦労するかも…。

424号線を一度「喫茶リーフ」のところまで北に進み、細い道を南下するほうが到達しやすいかもしれません。

大正元年創業の同店は、丸大豆や小麦などの国産原料を使用。
昨今では珍しい、もろみ作りから手作業で行い、樽で2年間熟成させる伝統的な製法で醤油を作っています。

店内に入ってまず目に付くのが、150mlのお試しサイズミニ醤油。

たまごかけご飯専用醤油からめんつゆ、ぽんず、米酢にいたるまで、様々な商品が並んでいます。


醤油の棚を見ながら、どんな醤油が欲しいか話すと、店主さんに相談にのってもらえました。



卵がひきたつ上品な無添加醤油


私は少しみりんが入っているのが特長という「天然醸造醤油・蔵直出し」と「卵かけご飯のしょうゆ」の2本をお試しサイズで購入。

大好物のたまごかけご飯にして食べてみました!
卵は、同町内の「ササキのたまご」。濃厚でおいしい新鮮な卵です。

「たまごかけご飯のしょうゆ」は、かつおと昆布の出汁の味がしっかり感じられます。
卵の味を邪魔せず、よりまろやかに、より卵のまろやかな風味がひきたつような味わい。
出汁がきいた醤油といえばめんつゆっぽさを想像しますが、めんつゆよりも甘くなく、醤油の凛とした風味が感じられます。
出汁がきいているのでお料理に使ってもいいかもしれませんが、火を入れるのがちょっともったいないような素敵なバランスです。

訪れる際は、公式ホームページなどで最新情報をチェックしてください。

https://www.kaneiwa.net/

この記事を書いた人

二階堂ねこ

奈良育ち、大阪の出版社勤務を経て、結婚を機に和歌山に。在住約20年を数え、もうすっかり和歌山人のつもりです。海のある街に猫と住む夢が叶ってごきげん。取材やインタビューをメインに活動しつつ、地域の魅力を発信したいフリーライター。

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