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その他観光 2022.10.15

日置川を一望できる美肌の湯「えびね温泉」。温泉水の販売もあり!


白良浜・温泉・ジャイアントパンダで有名なリゾート地である南紀白浜ですが、少し南に足を伸ばせば清流・日置川(ひきがわ)が流れ、世界遺産に登録された「熊野古道大辺路 仏坂」もある自然豊かな土地が広がります。

日置川エリアも有名な温泉地帯で、白浜市街地の温泉の泉質とは少し違った強アルカリ性の泉質が楽しめます。

今回は日置川を見渡せる山奥の「えびね温泉」についてご紹介します。

 

えびね温泉へのアクセスと駐車場

えびね温泉は道の駅 志原海岸から車で約18分、日置ICから約14分のところにあります。地図で見ると結構遠そうに見えますが、意外と20分以内で着きます。

田畑や川に囲まれた田舎道をひたすら進むと分岐点で「えびね温泉 車で4分」の看板が見えてきます。
分岐を進むとえびね温泉の看板が見えてきます。


駐車場は10台ほど駐車可能です。目の前に日置川があり、お風呂上がりに涼めるスペースもあります。


駐車場の敷地内には有料で温泉水を汲んで帰れる設備があります。地元の人らしき方がポリタンクに10個ぐらい買って帰っていました。

こちらの主婦の方のブログを参考にしたところ、お値段はなんと

  • 1L 10円(税別)
  • 10L 100円(税別)

だそうです!や、安い…!ここまで来る労力はかかりますが、水自体はなんて安いんでしょう。水資源が豊かな証拠ですね。

私は何も容器を持っていなかったので買いませんでしたが、試飲やポリタンクの販売もあるそうです。そうと知っていれば買って帰ればよかったな〜とちょっと後悔しています。

後でおばちゃんに聞いたところ、えびね温泉水で淹れたコーヒーやお茶はそれはそれは美味しいとのこと。ご飯を炊いても美味しいでしょうね。試してみたいです。


温泉に入ってみた

温泉の入り口には食堂がありました。Googleマップのクチコミを見たところうどんがあるようです。看板に小さく「えびね温泉ダシ」と書いています。
今回はいただきませんでしたが、うどんもいつか食べてみたいです。

 

入浴は18時まで。大人650円、こども400円です。

 

入り口でおばちゃんにお金を払います。見たところ現金のみのようです。
カウンターにお菓子が並んでいて駄菓子屋さんみたいです。

 

えびね温泉は写真のように長屋のような造りになっています。昔ながらの建物なんですね。手前から男女トイレ、受付(売店)、お風呂と続きます。

 

飛び石と木の造りは風情がありますね。

 

温泉の写真は撮っていないので割愛しますが、内湯が一つとシャワーが4基ありました。備え付けでリンスインシャンプーとボディーソープがあります。ガラス越しに日置川が見渡せる景色のいい温泉です。

泉質はアルカリ泉で、角質を軟化させ、お肌がすべすべになります。Googleのレビューでも皆さん言われていますが、浴槽よりシャワーのお湯の方が温泉の硫黄のにおいがします。

リンスを流しても流してもぬるぬるするな?と思ったらあれは多分シャワーもアルカリ源泉だからです。おかげで次の日まで髪の毛が温泉のにおいでした。においが気になる方は髪は洗わずにさっと体を洗って浸かる程度がよいかと思います。

おみやげにいかが?温泉水で作ったえびねせんべい

最後に、温泉水で作ったえびねせんべいを買って帰りました。

 

結構ずっしり入っているのでおやつにちょうどいいです。お値段も500円でお釣りが来るのは嬉しいですね。味は、よくある瓦せんべいの味でした。瓦せんべい好きなので嬉しいです。


以上、山奥にある秘境的なえびね温泉でした!
景色がいいのでドライブがてら寄るのもよいでしょう。ツルツル美肌になる温泉に癒されてください!
ポリタンクを持参して温泉水を汲みに来る方も多いです。秘境の温泉水、ぜひ試してみてくださいね。

この記事を書いた人

しおこ

県外の大学卒業後、和歌山にUターン。和歌山に帰ってきてから和歌山が面白くなってきた人。自分自身が地域の魅力をもっと知りたい!という気持ちで和歌山ライターに。ウチとソトをつなげるローカルジャーナリストになりたい。海を眺めるのが好き。

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