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その他観光 2022.06.19

道の駅 志原海岸すぐ隣!昼間から入れる温泉「リヴァージュ・スパひきがわ 渚の湯」

白良浜・温泉・パンダで有名なリゾート地である南紀白浜ですが、少し南に足を伸ばせば清流・日置川(ひきがわ)が流れ、世界遺産に登録された「熊野古道大辺路 仏坂」もある自然豊かな土地が広がります。

日置川、椿エリアも有名な温泉地帯で、白浜市街地の温泉の泉質とは少し違った強アルカリ性で冷泉の泉質が楽しめます。

今回は「道の駅 志原海岸」のすぐ隣にある「リヴァージュ・スパひきがわ渚の湯(以下、渚の湯)」の日帰り温泉についてご紹介します。

渚の湯へのアクセスと駐車場

渚の湯は日置川ICから車で約4分「道の駅 志原海岸」の真隣で徒歩30秒ほどで着く好立地にあります。
同じ町内でありながら南紀白浜ICで降りると車で約17分かかります。南紀白浜ICで降りて海沿いをドライブしながら椿を南下して志原海岸方面を目指すのも景色がよいのでおすすめです。

駐車場はこちら。宿泊施設なので駐車場は十分広いです。


こちらが施設入り口です。赤い屋根が目印です!入り口に日帰り温泉歓迎の看板があるので宿泊者でなくても入りやすいです。

 

昼間から温泉に入れる

渚の湯の営業時間は、平日14〜20時、土日祝は11〜20時です。昼間から日帰り温泉に入れるのは嬉しいですね。
料金は大人780円(※2022年8月に料金改定しました)、小人300円、幼児100円です。タオルなどは別料金です。シャンプー・リンス・ボディーソープは備え付けで浴室内にあります。


こちらは休憩処です。畳の部屋でくつろぎながら待ち合わせができるので家族で行っても安心です。

 

オーシャンビューの大浴場&露天風呂

渚の湯の特徴は、白浜エリアで最もアルカリ性の高いph10.1の泉質です。
アルカリ性が強いとどんなお湯なの?という疑問には、南紀白浜観光協会の説明がとても分かりやすかったです!

phの数値が低いほど酸性で、7.0前後が中性、値が大きくなるほどアルカリ性になります。酸性の湯は殺菌効果が高く、皮膚病に良いとされていますが刺激は強め。アルカリ性の湯は、通称「美肌の湯」とも呼ばれ、角質を軟化させ、お肌がすべすべに。

町内15ヶ所の源泉、25ヶ所の温泉の特徴がマップとともに詳しく書かれていますので、温泉マニアの方はぜひ目を通して白浜温泉めぐりに臨んでみてください!

→南紀白浜観光協会の公式サイトはこちら

私は普段長生(ちょうせい)温泉、まぶ湯、行幸(みゆき)源泉の温泉(ph7.0〜8.0前後)に入ることが多いですが、今回ph10.1の渚の湯に入ってみてびっくり!
お湯が柔らかくて、少し浸かっていると本当にお肌がツルツルになります!この感動は椿温泉に入った時以来です。以前紹介した椿温泉の記事はこちら。

→温泉に入れる道の駅!白浜の密かなスポット「椿はなの湯」の椿温泉でドライブ疲れを癒そう

「源泉掛け流し」と聞くと熱々のお湯がそのまま流れてくるイメージですが、こちらの源泉は冷泉と呼ばれるぬるい温泉です。
大浴場で温まった後、ぬるめの源泉に浸かって一息つくのは極楽至極ですよ。

渚の湯名物、志原海岸が見渡せる大パノラマの浴場は圧巻です!本当に写真の通りのガラス張りなので、遮るものがなく一面を見渡せます。

(写真は渚の湯 公式サイトより)

 

大浴場の反対側に、紀州備長炭風呂と薬草風呂がありました。薬草風呂は週替わりで、この日はヨモギ湯でした。リラックス効果や安眠効果があるそうです。

そして1番のおすすめはこちらの露天風呂です!
小ぢんまりとしたプライベート空間、風に揺れるヤシの木、目の前に広がる海、どこか南国を思わせるタイルの装飾のおかげか、海外で贅沢なスパを堪能しているような気分になれます。

昼間から入れる温泉なので、明るい時間に海を眺めながら露天風呂に入るのはとっても気持ちいいですよ。

(写真は渚の湯 公式サイトより)

 

私が14時半ごろに行ったところ、こんな時間に誰もいないだろうと思いましたが、すでに地元のお年寄りが数人利用していました。皆さん銭湯代わりに通っているようです。
自然豊かな日置エリアで海遊びや川遊びを存分に楽しんだ後、渚の湯に寄って疲れを癒す旅もよいと思います。ぜひ奥深い白浜温泉を満喫してください!

→「リヴァージュ・スパひきがわ渚の湯」の公式サイトはこちら

この記事を書いた人

しおこ

県外の大学卒業後、和歌山にUターン。和歌山に帰ってきてから和歌山が面白くなってきた人。自分自身が地域の魅力をもっと知りたい!という気持ちで和歌山ライターに。ウチとソトをつなげるローカルジャーナリストになりたい。海を眺めるのが好き。

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