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フルーツ 2022.06.14

6月からお盆が和歌山の桃の季節!販売時期や直売所MAP(2024年度更新)

和歌山が誇る名産品といえば、桃。季節は6月上旬〜お盆まで。トップシーズンは7月で、全国的に人気の品種の桃「白鳳」が出荷されます。2024年も6月から桃の販売が始まりました。梅の不作がニュースになっていましたが、桃も少なめかもしれません(これからの気候にも左右されるので、本当に繊細な果物だと思います)。

県北エリアではほとんどの地域で桃の栽培がされていますが、特に紀の川市はブランド「あら川の桃」があり、シーズンになると街中が渋滞するほど人が集まってきます。

桃は販売時期が大変短く、1つの品種で販売時期はだいたい2週間くらい。あっという間に店頭からなくなってしまうので、ぜひ7月頭くらいには和歌山へお越しいただき、桃を買っていただければと思います。

桃の販売スタートは6月10日〜15日ごろ

極早生といわれる品種の販売が始まるのは6月です。

例えば2022年では紀の川市の道の駅青洲の里内にある「那賀ふれあい市場 青洲の里農産物直売所」には6月11日(第2土曜)の段階で桃が並んでいました。那賀ふれあい市場 青洲の里農産物直売所で販売されている品種は「竜門早生」とのこと。桃のトップバッターとして店頭に出てくる桃ですね。

もう一つ、「はなよめ」という品種があり、和歌山ではこの2つが先陣を切って店頭販売されます。2024年は紀の川市の「あら川第一桃生産組合」で6月15日からはなよめの販売が始まりました。

小ぶりでかためな品種でもあるので、ふわふわしたやわらかくて甘い実を食べたい方は、7月以降、極早生品種が終わった後に購入に行かれるのがオススメです。

品種はそれぞれラベルに書かれていますので、品種の特徴をチェックしながら、お好みの桃を選ぶとよりおいしく食べられます。


↑JA紀の里が運営する「めっけもん広場」では幅広い桃の取り扱いがあり、時期によってはこんな大きな実になる品種が発売されることも!2022年は6月10日以降ですでに桃が販売されていますので、お盆までに立ち寄ってみてください。

気軽に買うなら道の駅、選んで買うなら直売所

かつらぎ町や紀の川市の道の駅には必ず桃が並びますので、パックの桃を買うなら混雑も少ないですし道の駅がオススメです。贈答用の桃や品種や生産者さんを選んで買いたいなら、直売所へ出向いて購入するのがベストです。


↑かつらぎ西にズラッと並んだ桃のパックです。1パックあたり2個入で350円〜400円くらい(品種:はなよめ)で毎年販売されています。

かつらぎ町/紀の川市の道の駅

直売所はMAPを参考に

まちの中に点在している直売所は、 あら川の桃振興協議会がMAPを出しているので参考にして出かけると迷いません。もちろんMAPに載っていない直売所も見つけることができますが、混雑する時期なのである程度決めてからお出かけになるほうがよいと思います。


あら川の桃直売所マップ

あら川の桃は商標登録されたブランドです。商標利用が可とされた生産者だけが利用できます。そのため、販売される場所も限られるので、MAPは重宝します。また、特に人が集まるのは生産者さんが集まる組合「農事組合法人 あら川第一桃生産組合」の直売所です。あら川第一桃生産組合では2024年は6月15日から徐々に桃の販売がスタートするとのことです。

多くの人が集まるのはJA運営「めっけもん広場」

全国から人が集まるといわれ、桃の時期は大混雑する紀の川市の「めっけもん広場」は、多くの生産者さんの桃が集まるので、数も多く、好みの桃を選ぶことができるので人気です。


めっけもん広場

どの販売箇所も、6月半ば〜8月のお盆ごろまで桃が発売され、トップシーズンは「白鳳」が出荷される7月です。みなさん、ぜひおいしくて安い桃を買いに、和歌山へいらっしゃいませ!

この記事を書いた人

まんたにえみ

株式会社Crop代表取締役&ライター。和歌山のことなら詳しいです。情報発信を支援する会社をしつつ、個人で和歌山の情報を各種メディアで発信中。Googleローカルガイドはレベル8。

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