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道の駅 2023.09.02

道の駅海南サクアスの全貌をレポート!産直マルシェに魚にフルーツ!ファミリー向け設備も完備!

2023年9月2日正午、待ちに待ったオープンを迎えた道の駅「海南サクアス」
海南市初・和歌山県で36番目の道の駅です。
和歌山道の駅ドットコム取材班も、さっそく取材に行ってきました!

 

野菜や果物、漆器などが並ぶ産直マルシェ

海南サクアスの店舗部分はとても広々と設計されています。
なかでも中央を占めるのが、産直マルシェ部分。


ここでは近郊農家さんが直売する野菜や果物、そして地場産業である漆器やしゅろ製品、ニット製品など、多様な商品が並びます。

大人気のシャインマスカット。房から外れた粒のものは1パック500円!
こういった規格外品との出会いがあるのも産直市場の魅力です。

 

巻きずしやなれ寿司に手を伸ばす人も多くいました。
和歌山ラーメンのおともに最適です。

漆器はお手頃なものから本格的な工芸品クラスまで、豊富なラインナップ。
人気の曲げわっぱもありました。

こちらは下津町近辺で製造が盛んなニット製品。
カラフルでかわいい靴下が並びます。
お土産にもいいですね!

海南はスポンジなどの家庭雑貨の製造がさかん。
そのもととなったのは、ほうきやたわしなど、しゅろ製品の産業でした。
いま、しゅろたわしやほうきの良さが見直されています。


漁師さん直売!新鮮な魚介類が並ぶ「魚盛水産」

壁際でひときわ威勢のいい声でにぎわっているのが「魚盛水産」。
市内の5つの漁港から直送された魚介類がお手頃価格で並びます。

水槽もあり、活けのカニが入っていました。

大きさにもよりますが、今日はオープン特価だったのか5杯で3000円ほどで買い求めている人が多かったようです。

立派なタイがたくさん!
海南市特産の高級魚・ハモもお手頃価格で並んでいました。
そのほか、アジやタコ、芝エビ、足赤エビなども。

勝浦漁港から来たマグロ。焼いてあるのですぐに食べられます。

道の駅グルメとして外せないイートインコーナーもあります。
「魚盛定食」や「海鮮丼」は2,000円とちょっと値がはりますが、購入した人のトレイを見ると、びっくりするくらい大盛の魚やエビが所せましと載っていました。
たくさん食べられない人向けに、丼ものや麺類、単品メニューもあります。


ソフトクリームやフルーツタルトならSHIMOTSU FURUITS(シモツフルーツ)

道の駅といえばソフトクリーム。
こちらでは海南市で全国でも珍しい周年放牧飼育をしている黒沢牧場のソフトクリームが食べられます。
また季節のフルーツをふんだんに使ったタルトやパフェも!

今日はちょうど旬を迎えたイチジクやブドウ、桃のタルトが並んでいました。

誰もにやさしい設備が揃う

購入した品を味わえるイートインスペースは、大きな窓に面して明るく広々。

ほかにも、こどもトイレやベビールームが完備。
子どもと一緒に快適に過ごせます。

遊びたい盛りのお子さんは「こどものえき」(キッズコーナー)で楽しいひとときを。
保護者もくつろげるベンチがあり、親子でのんびりできます。

外には大きなすべり台がある芝生広場が。
広々としていながら駐車場との間には塀があり囲われているので、安全に子どもたちが駆け回ることができます。


手押しポンプの井戸も!
この水は飲めませんが、なんだか懐かしい気持ちになりますね。

もちろん、道の駅としての発信施設もあり、海南市の産業や道路情報などを幅広く案内しています。

海南サクアスは非常時の防災拠点となることも想定されています。
72時間発電可能な発動発電装置や防災トイレや備蓄品が揃っており、その点でも新しい取り組みがなされている道の駅です。

普通車の駐車場は127台、大型車20台、EV車用1台、身体障がい者用4台と大規模な駐車場を備えています。
国道42号線のほか、有田海南道路も開通予定です。
しばらく混雑は免れないとは思いますが、とっても活気のある楽しい道の駅、ぜひ一度訪れてみてくださいね。

商業施設の営業時間は9時~17時です。

Googleマップ

この記事を書いた人

二階堂ねこ

奈良育ち、大阪の出版社勤務を経て、結婚を機に和歌山に。在住約20年を数え、もうすっかり和歌山人のつもりです。海のある街に猫と住む夢が叶ってごきげん。取材やインタビューをメインに活動しつつ、地域の魅力を発信したいフリーライター。

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