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その他観光 2022.02.26

青洲の里のお土産は?華岡青洲直伝の膏薬「紫雲膏」やお酒、産直野菜など

道の駅を訪れたら、そこならではの物産品をお土産にしたいもの。ここ、道の駅 青洲の里では、医聖と呼ばれた華岡青洲の処方をそのまま今に伝える膏薬「紫雲膏」が販売されています。ほかにも青洲にちなんだお酒の販売も。野菜や果物などを販売する産直市場も2022年3月にオープンし、お買い物が楽しい道の駅となっています。

 

名医・華岡青洲直伝の膏薬「紫雲膏」

「紫雲膏」は、肌を保湿し肉を平らにすると言われる漢方外用剤です。青洲の里の「フラワーヒルミュージアム」と「春林軒」受付でも販売しています。

 

成分は、生薬とゴマ油、ミツロウのみ。生薬は、排膿をよくし保湿効果がある「トウキ」、肉芽の発生を促進する「シコン」が使われています。ゴマ油は、シコンの効果を最大限に抽出するためのもので、ミツロウは基材。「紫雲膏」自体は、濃い紫色でゴマ油の香りがする膏薬で、すべて自然由来のものからできています。皮膚のトラブル全般に効果が期待できると言われており、和歌山では常備している家庭も多いようです。1本1,400円(税込み)、医療の聖地ならではのお土産にいかがでしょうか。

 

青洲の里ならではのお土産も

「フラワーヒルミュージアム」内にもお土産コーナーがあります。

 

お酒が好きな方には、青洲の名にちなんだオリジナルのお酒はいかがでしょうか。

青洲が全身麻酔の薬「通仙散」を作る際に使った生薬「マンダラゲ」の名を冠した麦焼酎「まんだらげ」。「マンダラゲ」は薬用でもありまた猛毒を有することでも有名な植物ですが、もちろんこちらには入っていません。おすすめの飲み方はロックだそう。日本酒派には、純米酒「華岡青洲」をどうぞ。

 

また、「1年中が収穫期」とも言われるほど多種多様なフルーツが栽培されている紀の川市の農産品を販売する「農産品直売所」が、青洲の里敷地内に2022年3月にオープン。

紀の川市のとれたての野菜や果物をお手頃価格で購入できます!春はイチゴ、夏はウメやモモ、秋はカキ、冬はかんきつ類と1年中果物が揃っています。

 

訪れる際は、公式ホームページなどで最新情報をチェックしてください。


http://seishu.sakura.ne.jp/fhm.html

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この記事を書いた人

二階堂ねこ

奈良育ち、大阪の出版社勤務を経て、結婚を機に和歌山に。在住約20年を数え、もうすっかり和歌山人のつもりです。海のある街に猫と住む夢が叶ってごきげん。取材やインタビューをメインに活動しつつ、地域の魅力を発信したいフリーライター。

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