120種1万株の紫陽花が咲き誇る!上富田の名所「あじさい曼荼羅園」
田辺市と白浜町に隣接する上富田町。ひょうたんの町として有名な上富田町には、ひょうたんのモニュメントがある深見橋や、「ひょうたんせんぱい」というユニークなゆるキャラがいます。
また、世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の中辺路入口にあることから「口熊野」と呼ばれています。
道の駅くちくまのから車で約10分のところに、紀南のあじさいの名所「あじさい曼荼羅園(まんだらえん)」があります。毎年梅雨の時期には多くの観光客が訪れます。
あじさい曼荼羅園のアクセスと見所
アクセスと駐車場
あじさい曼荼羅園へのアクセスは比較的分かりやすいです。
上富田ICを降りて、朝来から三栖に抜ける道を走ると「救馬溪観音」という大きな看板と駐車場が見えてきます。
Googleマップやカーナビでも迷わずスムーズに案内してくれる道です。
無料駐車場は十分広く、シーズン中でも満車で待たされることはあまりないと思います。
あじさい曼荼羅園は救馬溪観音の境内にある
あじさい曼荼羅園は、救馬溪観音というお寺の山頂付近にあります。
一度本堂の横を通り抜けて、奥へ進んだところにあじさい曼荼羅園の拝観料を支払う場所があります。
シーズン中は皆さんそちらに向かうので、ついて行けば迷うことはないでしょう。
あじさい曼荼羅園は山頂付近にあり、入園してからもアップダウンのある山道が続きます。梅雨の時期はぬかるむこともありますので、歩きやすい靴で行くことをおすすめします。
約120種・1万株のあじさいは見応えあり!
あじさい曼荼羅園には約120種・1万株の紫陽花が植えられています。
あじさい曼荼羅園の歴史は古く、最初は昭和60年に紫陽花好きが集まり救馬渓観音の境内にあじさいを植え始めました。
平成11年の「南紀熊野体験博」で参加者に紫陽花を植えてもらう植樹体験を催し、その際に本格的な造園に取り掛かったのがあじさい曼荼羅園の始まりだそうです。
まるでお地蔵さんが見守っているようです。
一番の見所は園の下部にある段々の紫陽花です。山の斜面を利用して植えており、紫色やピンク色が入り混じって美しいです。ポスターに使われている場所はこちらです。
手水鉢の紫陽花も美しいです。
最近は新たな見せ方も模索中のようです。
見頃は6月中旬〜下旬
紫陽花の見頃は6月中旬〜下旬です。毎年あじさい曼荼羅園のブログとFacebookで開花状況の報告をしているので参考にしてみてください。
YouTubeにはあじさい曼荼羅園のイメージビデオがあります。美しい映像ですのでぜひご覧ください。
梅雨の時期、足元に気をつけてお越しください。
120種1万株の紫陽花は大変見応えがありますよ!