海が見える和歌山の道の駅5選

和歌山県は海水浴場も多く、美しい海岸線も有しています。和歌山県の特に南のエリア（紀南と呼ばれます）は一年を通じて温暖な気候であるため、南国リゾートのような雰囲気も感じられます。

今回の記事では、きれいな海沿いをドライブして、道の駅にも立ち寄りたい。そんな希望をお持ちの皆さまにオススメの和歌山県内の道の駅を編集部がセレクトしました。

和歌山県は紀伊半島にあり、奈良県・三重県・大阪府と隣接しています。地図を見ると西側が海岸線となっており、海に面しています。その海岸線上にある道の駅からは、きれいな海が見えます！どこから見ても和歌山の海はきれいですが、海を見やすいロケーションにある道の駅を5つをご紹介します。ドライブルートを決める参考になれば幸いです。

①道の駅白崎海洋公園（由良町）

“日本のエーゲ海”といわれる美しく珍しい景色が見られる場所にあるのが道の駅白崎海洋公園です。石灰岩で囲まれた海岸に道の駅があり、駐車場から歩いていけるところに展望所がありその美しい景色を一望できます。

和歌山県屈指の展望スポット

「日本夕日百選」や「日本渚百選」にも選ばれており、和歌山県内で屈指の展望スポットです。白い石灰岩は一部だけでなく見渡す限りの岩が白く、本当に不思議な雰囲気があります。MV撮影地に選ばれることも多く、アーティストも魅了する土地です。美しい景色を海岸線を見ていると、時間を忘れます。

キャンプもでき、ロッジでの宿泊も可能です。夕日を見ながらのんびり滞在してみるのはいかがでしょうか。

▼道の駅施設詳細
道の駅白崎海洋公園

②道の駅志原海岸（白浜町）

パンダがいるアドベンチャーワールドのある白浜町の道の駅志原海岸は、太平洋の美しい海岸線が目の前に広がり、リゾート地のような景色を楽しむことができます。

駐車場のすぐ向こうが海岸線になっていて、散策を楽しむことができます。

白い砂と流木、大きなベアーズロックが見える海岸線

この海岸はいつもゴミが少なく、砂がとてもきれいです。裸足で歩くと気持ちがいい！そして流木などを拾いに来られている方もたくさんいらっしゃいます。また、ベアーズロックと呼ばれる熊の顔に見える岩がドンと存在感があります。すべて道の駅の駐車場から見られます。

白浜で楽しめる地元漁師料理

道の駅志原海岸は1階に地元の老舗店が入っておりケーキ、パンが食べられます。2階は地元漁師さんと連携して新鮮な魚料理が食べられるレストランです。海を見ながら海鮮丼やお得な日替わりランチなどが食べられます。お土産物も地元のものがたくさん売っています。

▼道の駅施設詳細
道の駅志原海岸

③道の駅イノブータンランド・すさみ（すさみ町）

和歌山県南部の紀南（きなん）と呼ばれるエリアにあるすさみ町の海岸沿いに、道の駅イノブータンランド・すさみがあります。同じすさみ町に道の駅すさみもありますが、海岸線沿いに建つのはイノブータンランド・すさみです。現在は高速道路が山の中を走っているので、海岸線と併走する国道を走る車は少なくなっていますが、その分、ゆったりと後続車をあまり気にせずドライブができるスポットです。

建物の前には真っ青な海が広がります。

イノブータンランドは「イノブータン王国」を紹介するユニークな道の駅

イノブータンランドはすさみ町が力を入れて進めている、特産品であるイノブタを広めようとする中でできたストーリーです。2024年でイノブータンランドは建国39周年。イベントも実施されています。

私も最初はイノブータンランド、イノブータン王国というレジャー施設があるのだと思っていたのですが、そういった施設はなく、情報発信地として道の駅があり、イベントは海岸やその他の施設を借りて行われています。

歴史があるので、展示物などは凝っていて面白いです。道の駅に行ったら海を見ながらその王国のストーリーを読んでみてください。

▼道の駅施設詳細
道の駅イノブータンランド・すさみ

④道の駅くしもと橋杭岩（串本町）

道の駅くしもと橋杭岩がある串本町は、本州最南端に位置する町です。紀伊山地を背中にして、太平洋を見渡せる絶景があり、人口も割と多いです。紀伊半島から飛び出したような尖ったところには本州最南端の地・潮岬があります。最近は民間のロケット発射場が出来たことでもニュースを賑わした町です。お土産物にはロケット関連がとても増えました。

道の駅くしもと橋杭岩は奇岩と呼ばれる「橋杭岩」が真正面にあります。海から尖った岩が大小40ほど塔のようにそそり立っています。

駐車場から奇岩を見ることができます。海の方へ降りるのも段差がほぼない、といえるくらいなので、歩いて行かれる方もたくさんいます。

奇岩を見ながら食べるポンカンソフト

道の駅の名物は、近くの重畳山で栽培されたポンカン果汁を使ったポンカンソフトです。

本州最南端まで来たら、奇岩と太平洋を眺めながら、南国の味・ポンカンを楽しむ！のがおすすめです。

▼道の駅施設詳細
道の駅くしもと橋杭岩

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⑤道の駅たいじ

太地町は串本町の隣にあり、大阪・和歌山市から向かうと紀伊半島の先端をぐるっと回って三重県寄りにあります。くじらの町として有名で、世界一のスケールを誇るくじらの博物館があります。捕鯨が昔から行われるくらいですから、もともと漁師まちで、太地町全体が海に面しているような感じです。

道の駅の裏側が海につながる川になっていて、そこから国道沿いに少し目をやると海が見えます。

広々とした海が見えるというよりは海と私たちの生活をつなげる文化的な情報がたくさん仕入れられる道の駅です。道の駅内にもたくさんの捕鯨関連の情報パネルがあります。道の駅にはくじら博物館の割引券も設置されています。

自然とつながる私たちの生活を実感

太地町にはイルカが間近にいて、海上に設置された遊歩道からイルカを間近で見ることができます。

海ととても深いつながりのある太地町の歴史を肌で感じることができます。なかなかこういう場所は和歌山には他になく、貴重な知識が得られたり経験が出来たりするので、道の駅のほか海上遊歩道や博物館も立ち寄ってみてください。

▼道の駅施設詳細
道の駅たいじ

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まとめ

和歌山県内でもいろいろな表情の海があり、駐車場の心配がいらない道の駅からでも海を眺めることができます。道の駅はドライバー、ライダーさんたちがゆっくり休憩する場所であり、24時間駐車場が開いていて無料、トイレも必ず24時間使えるようになっています。朝焼けや夕焼けを見るにはもってこいの場所。

和歌山県内は広く、道の駅も点在していますが、お時間のあるときに和歌山の海を眺めに行ってみてくださいね。