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グルメ 2022.11.29

クジラのまち太地町の玄関口、道の駅たいじで「鯨スタミナ丼」ランチ

クジラで全国的に有名な太地町の観光拠点であり、玄関口といえる場所にあるのが道の駅たいじです。

道の駅たいじは開業からまだまだ新しい施設なので建物もきれいなのですが、海沿いの大変開放的なところにあります。レストランも窓が大きく開放的で、ランチを食べに立ち寄る観光客の方々も大変多いです。

道の駅たいじのレストラン

ランチメニューの中でも、やはりクジラのまちならではのご当地メニューが人気です。その中から今回は鯨料理の「鯨スタミナ丼」と、「鯨焼肉定食」、そして和歌山県内でも非常にレアな「イルカの刺身」をご紹介します。

レストランにはクジラ、イルカなどご当地メニューがずらり

商業捕鯨が再開され、水産庁との取り決めなどさまざまな許可のもとに捕獲が行われています。水産庁のホームページを見てみると、クジラとイルカは「生物学的には明確な差異は」ないとのこと。

▼詳しくはこちら

https://www.jfa.maff.go.jp/j/whale/

小型のものがイルカと呼ばれているそうです。そのため、クジラとイルカは並べてみても、肉質は同じように見えます。イルカも赤い身です。

「鯨カツ」から刺身まで、さまざまなクジラ、イルカメニューがあります。

鯨スタミナ丼(1,000円)

看板メニューは「鯨スタミナ丼」。見るからに栄養素の高そうなお肉です。

竜田揚げを甘辛いタレにからめ、たっぷりのごはんの上にのせたボリューム満点メニューです。とてもやわらかく、ほどほどの歯ごたえです。1枚1枚が大きくて、お肉の味がしっかり楽しめます。

鯨焼肉定食(1,000円)

焼肉のタレでガツンと食べたいときは、焼肉がオススメ。クジラ肉は水産庁のホームページによれば「良質なタンパク質や血管障害の予防等に有効とされる多価不飽和脂肪酸を多く含み、健康的な食生活を営む上で重要な食材」とのこと。鉄分も豊富で、若干のホルモン(レバー)味を感じます。

イルカの刺身(600円)

和歌山県でも食べたり買ったりできるところが少ない、珍味のイルカ肉。道の駅たいじでは刺身でいただけるので、本当に貴重な体験ができます。

スーパーでも紀南地域ではクジラ、イルカを見かけることがありますが、旅行先で刺身を買うのはハードルが高いですよね。ぜひ道の駅たいじのレストランへ立ち寄られたら、味わってみてください。

クジラとイルカは生物学的に同じという通り、色味は似ています。食べると臭みもなくて、ちょっと濃厚で、馬肉とかレアな牛レバーのような感じでしょうか。

とっても珍味です。お酒も進むかもしれません。せっかく太地町に来たら、チャレンジしていただきたい食材です^^

クジラもイルカも太地町ならではのご当地メニュー。道の駅たいじは非常にラインナップが充実していて、素晴らしいレストランだと思いました。

紀南観光は、クーラーボックスや保冷バッグ持参がオススメ

マグロ、カツオ、クジラと生で食べたいものもたくさんの紀南地域。道の駅でもさまざまなお刺身が販売されています。クジラもあります。

テイクアウトメニューは価格もお手頃になりますので、クーラーボックスや保冷バッグで宿やご自宅に持ち帰ったり、景色のよい場所にクルマを停めて、ゆったりと広げて食べるのもいいんじゃないかと思います。

道の駅たいじでおなかいっぱいになった後は、近くにイルカが見られる遊歩道がありますので、ぜひそちらもオススメなのでお立ち寄りになってみてください。

◆関連記事:イルカの調教が見られる太地町の海上遊歩道

記事内に記載した商品名や価格は取材時のものなので、公式ホームページで最新情報もご確認ください。

http://michiekitaiji.com/restaurant/

この記事を書いた人

まんたにえみ

株式会社Crop代表取締役&ライター。和歌山のことなら詳しいです。情報発信を支援する会社をしつつ、個人で和歌山の情報を各種メディアで発信中。Googleローカルガイドはレベル8。

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