桃山町でモモを買ったらカフェランチ!最高に癒される「cafe tomobuchi」
和歌山の夏といえば桃の季節。桃といえば、紀の川市桃山町の「あら川の桃」が有名です。
桃山町にはJAの物産店から、あら川の桃農家さんが集まってつくる組合の直売所、さまざまな個人の農家さんが開く直売所が集まっています。町を車で走れば道沿いは直売所ばかり。直売所MAPもあるので、地図を片手に散策するのも面白いと思います。
できれば桃は午前中のうちには買っておきたいです。販売状況は農家さんや直売所のSNSを参考に。午後には売り切れもとても多くなります。桃をゲットしたら、ぜひ紀の川市内でランチタイムを過ごしてください。
桃山町の役場あたりから桃源郷運動公園を横目にずーっと高野山へ向かって山道をのぼると、ホタルの名所”鞆渕(ともぶち)”というエリアがあります。
そこは素晴らしい自然が残り、昔ながらの日本の里という雰囲気。そんな鞆渕に古民家カフェ「cafe tomobuchi」があります。
真国川が流れる水音や鳥の音を聞きながら過ごせる素敵なカフェです。
お店の前に車が停められます。やっぱり桃山町と比べるとかなり山間なので、涼しい!避暑地のようです。
真国川が流れる高野山麓エリア・鞆渕
ジブリのような風景が楽しめる鞆渕には、食事が食べられるお店や宿などがあり、民家も並んでいます。和歌山県内でも秘境といえるところにありますが、桃山町からは15分ほど。桃を買ってからのドライブに最適な場所です。
高野山に近いというだけで想像できるのですが、この鞆渕はとても歴史がある場所で、大昔には一帯が荘園であり、このカフェの近くの鞆淵八幡神社は国の重要文化財に指定されています。
モーニング、ランチ、カフェが楽しめる「cafe tomobuchi」
明るいママさんがやっているカフェです。モーニングからカフェタイムまで、通し営業されています。
古民家をきれいに改装し、さまざまなお席をつくっておられます。冬は薪ストーブ!で防寒。夏は大きな窓から涼しい風が入ってきて避暑地のよう。
6月の平日、ランチタイムの終わりに行ってきたときのレポートです。とても晴れている日でしたが、まちなかよりもずいぶん風は冷たくそよそよと店内に入ってきていました。平日だったので窓際の広いソファ席へドーンと座り、ランチを楽しむことができました。
↑こちらは限定メニュー、タケノコがたっぷりのバター風味やきめし。
↑こちらは手作りソースがたべごたえ抜群のミートソースパスタ。
どちらもサラダとドリンク(今回は自家製梅ソーダにしました)が付いて1300円です。
ボリュームもあるし、おいしいし、ドリンクもたっぷりとグラスに入っていて、大満足です。ミートソースがおいしすぎてミートソースだけをバクバクいってしまいました。
梅ソーダも人気なのがわかる、スッキリと爽やかな味でした。癒されすぎて写真を忘れました…。
メニューは、パスタ系、ごはん系、パン系を幅広く
モーニングメニューは11時30分まで。ランチは14時まで。
カフェですがしっかりごはんが種類豊富に食べられます。ランチメニューはすべてドリンク付き。
大雨の影響は…
ニュースでもご覧になっている方が多いと思いますが、2023年6月頭の大雨で、真国川周辺は大変な被害が出ました。cafe tomobuchiは直接的な被害はなかったものの、お店の前が川のようになるなど、無事だったとはいえない状況だったそうです。
私たちものぼっている途中で通行止めの看板が出ていたり(このお店までは来れましたが、それより奥の鞆渕八幡神社までは行けず)、ゴロゴロと石が転がっていたり、土砂崩れの工事をしていたりと被害を目の当たりにしました。
それでもママさんは明るくお話してくれましたし、景色は変わらず素敵だったし、癒しの時間を過ごすことができました。
↑鞆渕から桃山町へ帰る途中、助手席から撮影。道路に大きな石や木が転がっているところも。走行に大きな問題はなく、カフェまではスーッとたどり着けました。
真夏でも涼しいと思われる鞆渕。桃を買ってお腹が空いたら、ぜひカフェまでドライブしてみてください。
お店の営業時間など、詳しくは公式Instagramをご確認のうえ、ご来訪ください。
▼Cafe Tomobuchi
https://www.instagram.com/cafe_tomobuchi/
定休日:毎週月曜日、第三火曜日(定休日が祝日の場合は営業、翌日休み)