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アクティビティ 2022.10.22

海南東ICすぐ!みんなの裏山「わんぱく公園」が「防災公園」を新設してリニューアル工事中

海南東インターチェンジの真横にある「海南市わんぱく公園(海南中央公園)」。
道の駅四季の郷公園からは、高速道路を使えば13分、県道9号から136号線線経由の下道でも約17分の距離にあります。
わんぱく公園は、「集まれ!みんなの裏山へ」をモットーにした、自然いっぱいの公園。長い急斜面での芝滑りや、屋内のトルネード型の遊具などは、ちょっと大きい子どもたちも夢中になること間違いなしです。
四季の郷公園からわんぱく公園をハシゴするのも楽しいかもしれません!
2022年10月現在、隣接して「防災公園」を造成中で工事中のため、入ることのできないエリアがあります。
造成中の「防災公園」の整備予定もあわせてご紹介します!


ほぼ無料で遊びまくれるみんなの裏山

わんぱく公園は「風の子館」という屋内施設と、屋外の公園部分から成り立っています。

風の子館の中にある「トルネード」という三次元型遊具は、らせんのネットが張り巡らされ、さまざまな仕掛けがいっぱいです!

らせん状にはりめぐらされたネットをどんどん登っていきます。
大人は、サイドの歩道から見守ることができます。

どんどん登って行くとだんだん険しくなってくるネットの坂道。
ちょっと大きい子もスリル満点で楽しく遊べます。
高所恐怖症の人は下を見るのは厳禁。

先端部分からは、わんぱく公園全体が見渡せます!
正面に見えている芝生の「風の丘」は、なんと高低差30mの芝すべりOKゾーン。
ワクワクしますね!

風の子館の中には図書コーナーやクラフト教室、お料理体験ができる施設などがあります。
クラフト教室は随時体験を受け付けていますので、飛び入り参加もできます。

なかでも一大人気イベントは、土日祝日の15時から行われるビンゴゲーム。
先着70名で行われ、毎回大変盛り上がります。
13時からビンゴカードの配布が始まりますので、事務所で受け取りましょう。

ビンゴゲームが行われる「風の子劇場」。
毎回子どもたちの大歓声に包まれます。

自然観察の教育的拠点にもなっているので、館内には標本がたくさん飾られています。
昆虫や蝶が好きな子どもたちにはたまりませんね!

芝すべり用段ボールやバドミントン、ボールなどは1時間100円でレンタルできます!
そのほか、お手頃価格の外遊びおもちゃがたくさん販売されています。

それでは、外へ行ってみましょう!

風の子館のまわりは、赤ちゃんから幼児向けの遊具が揃っています。

小さな子でも楽しく遊べる遊具がいっぱい。

遊具のあるところにさしかかっている屋根付きの「風の回廊」をたどっていくと、野山ゾーンへと入っていきます。
以前は森の中に入れたのですが、今は造成中なので立ち入り禁止です。

現在、斜線の部分「わんぱくの森」や「睡蓮の谷」一帯がすべて立ち入り禁止になっています。

しばらく坂を登ると、風の子館がきれいに見えます。

歩いて行くと、風の丘のふもとに出ました。
この高低差を芝すべりして遊べます!
風をきって滑るのはとても楽しいので、ぜひ段ボールをレンタルしてシューッと滑り降りてください!


2025年完成予定!防災公園の計画とは


そんな海南市わんぱく公園ですが、隣にできる防災公園とはどんなものができるのでしょうか。
詳細な計画はまだ発表されていませんが、「海南市中央防災公園整備基本構想」には、下記のように記されています。

海南市中央公園一帯の拡充整備は、日常的には、多世代が集う居心地の良い都市公園として基本的な機能を確保しつつ、特に若者世代を魅了する価値の高い地域づくりに資する事業展開を目標とし、また、大規模災害時には、広域避難地や救助活動拠点、応急仮設住宅用地等として活用できるよう、防災拠点として重要な役割を担うものとします。

わんぱく公園に訪れる若いファミリー層をターゲットとしつつ、災害時には拠点となるような場所とするということですね。

(風の子館のトルネードの上からは、整備中の防災公園を見渡すことができます)


現在検討中なのは、「芝生広場ゾーン」「パークゴルフゾーン」「遊具広場ゾーン」「フリーゾーン」「自然観察ゾーン」の5つ。
なかでもパークゴルフは「公認コース」整備を目標としています。

そのほか、意見交換会では、森林エリアをアスレチックなどを備える「アドベンチャーパーク」として利用する案や、バーベキュー広場の整備、災害時にはボランティアセンターなどにもなる屋根付きの多目的広場の整備などの要望が出され、計画が進んでいるようです。

(防災公園の完成予想図)


2025年4月の開園を目指し工事が進む防災公園。
わんぱく公園とあわせて、より魅力的な公園となることでしょう。
完成が待ち遠しいですね!

 

この記事を書いた人

二階堂ねこ

奈良育ち、大阪の出版社勤務を経て、結婚を機に和歌山に。在住約20年を数え、もうすっかり和歌山人のつもりです。海のある街に猫と住む夢が叶ってごきげん。取材やインタビューをメインに活動しつつ、地域の魅力を発信したいフリーライター。

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