じゃばら発祥の地・北山村のコンビニはじゃばら製品のラインナップ満点
道の駅「おくとろ」の隣には、宿泊・温浴施設の「おくとろ温泉 やまのやど」があり、コンビニスタイルの物産店「ヤマザキショップ じゃばら屋」が併設されています。
こちらのお店、入ると全体的になんだか黄色い商品が多い…!?それもそのはず、コンビニでありながら、北山村名産のかんきつ類「じゃばら」をフルに展開したラインナップを取り揃えているのです。
北山村のじゃばらの歴史とともに、店内と商品を紹介していきましょう。
そもそもじゃばらとは…北山村とじゃばら
ここ北山村は、じゃばら発祥の地。じゃばらはミカンやユズに似たかんきつ類ですが、比較的温暖な気候を好むミカン類のなかでもじゃばらは寒さに強いため、山間部の北山村は生育に適しています。
北山村のある農家に1本だけあった「変なミカン」。その変なミカンが「独特の味でおいしい」ことから、じゃばらと名付けられて研究が始まりました。そして1972年(昭和47年)、世界に類のないまったくの新品種であることが判明したのです。
その後研究が続けられ、じゃばらには花粉症のアレルギーを抑えると言われる「ナリルチン」という成分が多く含まれていることが分かりました。じゃばらは一躍有名に。需要も一気に増え、今ではじゃばらは村を支える産業になっているのです。
じゃばら加工品の品揃えが満点!
そんな北山村の「じゃばら屋」店内。全体的に色がかんきつめいています。
まずは基本の「じゃばら果汁」。
じゃばらの味は一言で言うと「にがうま」。ほのかな苦味のなかにかんきつの爽やかさと酸味が溶けあう味わいです。焼酎などのお酒に入れてもおいしいそう。
「邪を払う」ほど酸っぱいことから「じゃばら」と名付けられたじゃばら。すっぱさが苦手な人は、じゃばら果汁とお砂糖のみでつくられた無添加のドリンクはいかが。
お酒が好きな人は、じゃばら酒も。ギフトやお土産にも良さそうですね。
野菜をたくさん摂ってほしいあの人には爽やかなドレッシングもよさそう。
甘党の人も問題なし!ドーナツやジャムなどのスイートな加工品もあります。日持ちしますから、いい記念になりそうですね。
じゃばらをタブレットタイプにした「じゃばらサプリ」までありましたよ!手軽にナリルチンを摂ることができますね。
ちょっと珍しいじゃばら製品を探しているなら、是非「じゃばら屋」へ足を運んで下さいね。
季節によって営業時間が異なります。訪れる際は、公式ホームページで確認してください。
▼