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フルーツ 2022.06.30

道の駅かつらぎ西(下り)で皆が探す桃の「茶箱」を確認!(2024年度版)

和歌山県紀北エリアは桃の生産量が全国でも有数の産地で、「あら川の桃」で知られています。

「あら川の桃」は紀の川市の桃山町内で生産されるブランド桃です。この名称を使って販売できる農家さんは商標使用許可を得ている方々ですので、品質も安定しており、どこで買っても「あら川の桃」は安心です。

けれど和歌山県内では「あら川の桃」以外の品種の桃もたくさん栽培されており、いろいろな農家さんの桃が県内の産地直売所やスーパー、農家さんのお店(直売所)、ネットショップなどで買うことができます。

▲奥あら川地区にあるひろちゃん農園の桃。収穫の様子を見せていただきました!真夏に一つひとつ収穫する農家さんには頭が下がります。

桃の品種もいろいろなので、価格もいろいろ。
ギフト用で1万円という桃もあれば、1個50円の桃もあります。

お気に入りの農家さんを見つけると安定して好みの桃が買えるので、買ったときは農家さんの名前を記録しておくと間違いありません!和歌山の直売所にはなかなか来れなくても、ネットで調べると通販されていてお名前が見つかることも。毎年その桃を予約して買うとベストです。

道の駅の農産物直売所が穴場

手軽に桃など季節の野菜やフルーツを買いたいときは、農産物直売所が穴場的な存在です。和歌山県内も広いので、桃が欲しいときは紀の川市やかつらぎ町など紀北エリアの農産物直売所へお出かけください。

私は道の駅かつらぎ西(下り)の産地直売所で桃を買うことがいちばん多いです。スペースも広く、さまざまな農家さんの桃が並んでいます。6月〜8月まで、かなり長い間取り扱ってくださってるので、桃好きにとってはうれしいです。

「あら川の桃」は朝早くから直売所に並んで買うという方が多く、それでも完売で買えなかったという声もよく聞きます。また、紀の川市のJAが運営するめっけもん広場も全国的に有名なので買いに来られる方が多く、季節によっては取り合いに…。桃を売り場に並べるより前、台車に桃を積んで店内に入ったら台車から買われてしまい、並ぶこともなく完売してしまうこともあるとか。

道の駅かつらぎ西(下り)は京奈和自動車道から降りずに寄れますし、比較的桃が常時たくさんあり、夕方に行ったとしても自分好みのものが選べて助かっています。

幻の茶箱を道の駅かつらぎ西(下り)で発見!

茶箱は、家庭用として少しキズのある桃などB品を入れた箱で、すごく格安で売っているので桃ファンなら皆が狙っている商品です。茶箱といわずジュース用と呼ばれることもありますが、家庭用として消費する品質の桃、ということです。

↑2022年の茶箱です。かつらぎ西(下り)のコーナーでは、この日は14個入りで1100円の茶箱がありました。これはいつもあるわけではなく、農家さんが出してくれるかどうかによるので、見つけたらラッキーです。

2024年も道の駅かつらぎ西(下り)の産直コーナーで茶箱を確認

2024年6月22日(土)16時でしたが、たくさん桃の茶箱が並んでいました。

キズの具合もいろいろ、値段もいろいろ。楽しく探して、安いのがあればコンポートやスムージーなどに。
私はついつい桃の季節は買う予定がなくても見に行ってしまいます。

茶箱の反対は、化粧箱というギフト用の白い箱です。こちらはギフト用なのでキズもなく、サイズも大玉で形もそろっているものが寄りすぐりで詰め合わされています。

↑こちらが化粧箱入り、ギフト用の桃です。見るからに美しいですね!
産直からクール便で直接贈る方が多いです。

桃は季節が短く、あっという間に終わってしまうのですが、その桃をつくるために農家さんは1年間頑張って畑仕事をなさっています。和歌山のおいしい桃を、ぜひ食べてみてください!驚くようなものすごくお手頃な価格の桃も特にトップシーズンである7月はよく出ていますので、紀の川市、かつらぎ町へお立ち寄りになってみてください。

 

この記事を書いた人

まんたにえみ

株式会社Crop代表取締役&ライター。和歌山のことなら詳しいです。情報発信を支援する会社をしつつ、個人で和歌山の情報を各種メディアで発信中。Googleローカルガイドはレベル8。

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