和歌山を代表するクラフトビール「ナギサビール」は工場見学可能(予約不要)
和歌山・白浜町の南紀白浜ICより白良浜方面へ進み、三段壁の近く、いそぎ公園内にナギサビールの工場があります。「道の駅椿はなの湯」から向かうと、美しい海岸沿いを走ること20分ほどで到着します。
ナギサビールは和歌山でいちばん有名といってよいほど知名度の高い地ビール(=クラフトビール)です。その歴史も長く、発売は1996年。発売当初にはクラフトビールという呼び名がありませんでした。
地域に密着したプロジェクトも多数行っておられ、最近では、南紀白浜空港で育てたホップを使うクラフトビール「Fly the yell(フライ・ザ・エール)」も発売され話題になりました。
クラフトビールの工場見学が可能
現在の新工場は2015年に建設されたもので、一般見学も可能です。ウッドデッキのテラスがあり、まるでカフェのような外観の美しい工場で、中に入ってみても、木目調の壁やおしゃれなロゴなどビジュアル面にもこだわっておられるのが感じられます。
いわゆる私たちがイメージする工場とは違うおしゃれな雰囲気です。工場内では4種類の定番クラフトビールと、期間限定で販売されるものがつくられています。
ナギサビールは直営レストラン「バーリィ」での提供のほか、県内外の飲食店でも幅広く飲むことができます。また、南紀白浜土産の定番でもあります。
工場内のバーカウンターではサーバーで入れるできたてのビールを楽しめます。工場見学の醍醐味ですね!
ナギサビール工場の見学は、スタッフさんに余裕があれば一組ずつ担当者の方が引率してくださり、醸造現場の解説を聞くことができます。解説を聞きながら発酵用のタンクがずらっと並んでいる様子や、瓶への充填作業を近くで見学すると、誰しもナギサビールのファンになりますね。
ビールのもととなる麦芽も見せていただけるのですが、普段目にしない麦芽がビールのもとになっているのかと思うと改めて驚かされます。原材料を目の当たりにできるのも工場見学の楽しさですね。
見学、駐車場もすべて無料
見学の所要時間はおおよそ20分ほどで、なんとすべて無料です。
工場内のバーカウンターで飲めるできたてビールは有料提供ですが、飲み比べをして、気に入ったビールをお土産にするという楽しみ方ができるのは工場に訪れた方限定!贅沢で貴重な体験ですね。
見学可能時間は9時〜17時。水曜日が定休日です。駐車場も無料で開放されており、大型バスも駐車可能となっています。
※10名以上で見学を希望される方は事前予約が必要ですのでお気をつけください。
▼公式ページはこちら
https://www.nagisa.co.jp/f/kengaku