新宮のお土産といえば熊野速玉大社近く「香梅堂」の鈴焼
新宮市にある和菓子の老舗「香梅堂」は、明治元年創業の長い歴史を持ちます。
熊野地方を代表する銘菓として各種メディアでも多く取り上げられていて、観光客だけでなく地元の方からも支持され、連日朝から夜まで多くのお客さんで賑わっています。
「道の駅 瀞峡街道熊野川」から熊野川に沿って約20分〜30分ほど走り、新宮の市街地に入れば大通り沿いに香梅堂さんがあります。この鈴焼を目当てに遠方から訪れるお客さんもいらっしゃるほど。
私たちも和歌山市内に住んでいるので「新宮に行く」というと「鈴焼買ってきてほしい」と言われることもしばしばですし、「新宮のお土産があるよ」というと「鈴焼!??」と声が返ってくるほど代名詞的な存在です。
熊野古道を訪れる方の定番土産としても有名です。購入するには香梅堂に来るしかなく、出店等はありません(お取り寄せ、店舗からの発送は可能)。ここでしか買えないというレア感も人気を高める要因の一つになっているかもしれません。
鈴焼は一度食べるとヤミツキ!
鈴焼は食べてみるとパサパサ感が一切感じられず、しっとりもっちりとした食感で、和三盆を使用した上品な甘さです。一度食べ始めたらやみつきになり、どんどん食べ進んでしまいます。香梅堂には鈴焼以外の和菓子もたくさんありますが、定番の鈴焼を中心に買い求める方がほとんどです。お店の前で順番待ちをしているときも、鈴焼の甘い香りがただよってきてたまりません。
鈴焼きの価格と、お店へのアクセス
バラ売りは20粒1袋で税込325円とお手頃なお値段です。皆さん10袋、20袋と大量買いです。小箱入りや化粧箱入りも販売されているので、贈答など購入目的に合わせて包装の種類を選べます。保存料は使用されていないため、賞味期限は1週間ほどと短めです。なるべく早くいただくほうがより風味が感じられて美味しくいただけるので、お土産として渡す際はお早めに!
香梅堂は熊野三山の1つである熊野速玉大社から徒歩圏内、JR新宮駅と熊野速玉大社の間にあります。鈴焼のモチーフとなっているのは熊野速玉大社にある神鈴です。
(↑熊野速玉大社)
香梅堂の駐車場はお店の横に5台分ほどあります。
それほど広さがないため、大通りから駐車場に入るときは細心の注意を払ってください。
鈴焼は焼き立てにこだわり、ここでしか味わえない郷土菓子です。
また、新宮は城下町であったため、他にもたくさんの和菓子屋さんもあります。お茶もおいしいものがありますので、観光の疲れを和菓子めぐりで手に入れた甘いもので癒やしてみてはいかがでしょうか。