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グルメ 2022.05.12

食文化発信地・道の駅たいじの気合を感じるクジラ販売とクジラ飲食メニュー

和歌山県太地町の名産であるクジラのお土産品や飲食メニューを積極的に提供している「道の駅たいじ」。太地町立くじらの博物館のすぐ近くにあり、海もすぐそばにあるという美しいロケーションの道の駅です。

道の駅たいじは、先日文化庁から「食文化ミュージアム」として関西で唯一認定された施設です。道の駅内には太地町漁業協同組合が運営している直売所があり、クジラや新鮮な魚、農産物などが毎日ズラリと並んでいます。

お土産物として販売されているクジラや、レストランで提供されているクジラメニューもものすごく種類豊富で驚くほどですので、その一部をご紹介します。

直売所ではクジラの全身の部位を余すところなく販売

そもそもクジラは捨てる利用できるものです。食用にならないヒゲや歯は細工され工芸品になるなどしています。この道の駅たいじの直売所では、食用にできる部分をさまざまな形で販売しています。

▼クジラの皮



▼生のウネス



▼小腸、コロ

希少な部位も並んでいます。加工品もお刺身もあります。

道の駅公式ホームページからどんな商品が販売されているか確認できますので、お買い物に行かれる方は参考になさってください。

http://michiekitaiji.com/shop/


レストランでも種類豊富にクジラ料理が提供される

「鯨の竜田揚げ定食」(1000円)や「鯨スタミナ丼」(1000円)などクジラ料理が食べられるレストランも大人気です。

隣接する那智勝浦町はマグロのまちとして有名なので、マグロ料理もあります。これだけメニューがあると迷ってしまいますね。お刺身など持って帰るのが難しい方は、こちらのレストランでも食べることができます。

とてもきれいな店内でゆったり食べられます。

ただ、食事できる時間が11時〜のランチタイムのみ(平日のラストオーダーは13:30、週末は14:30)なので、お気をつけください。


道の駅たいじにはクジラにまつわる資料の展示もありますし、太地町立くじらの博物館の割引チケットの配布もあるなど、クジラのまちの拠点として情報がたくさん集まっています。ぜひお立ち寄りになり、和歌山の捕鯨文化に触れてみてください。

この記事を書いた人

まんたにえみ

株式会社Crop代表取締役&ライター。和歌山のことなら詳しいです。情報発信を支援する会社をしつつ、個人で和歌山の情報を各種メディアで発信中。Googleローカルガイドはレベル8。