三種の神器を揃え新年を迎えよう!鏡餅に「串柿」を添えて
和歌山県かつらぎ町の特産品である「串柿」。道の駅くしがきの里で購入できるのですが、一体どういう意味が込められているか知っていますか?本当の意味を知らないと、不完全な状態で鏡餅を飾ることになってしまうかもしれません。プラス360円で、鏡餅を完璧なものにしちゃいましょう!
市販の鏡餅に足らない「三種の神器」とは
鏡餅とは、お餅・橙・串柿を三種の神器に見立てた縁起物です。お正月に鏡餅をお供えすることで、1年の良運を願うもの。それぞれ、お餅は「八咫鏡」・橙は「八尺瓊勾玉」・串柿が「草薙剣」を模しています。
写真は、一般的な市販の鏡餅を組み立てたものですが、お餅や橙はあるものの、串柿が足りません。三種の神器が揃っていない状態です。
三種の神器が揃っていないということを知り、「三種の神器を揃えて鏡餅を飾りたい!」と思った方も多いのではないでしょうか。そんな方は、ぜひ串柿が販売されている道の駅くしがきの里を訪れてみてください。
個数により意味が変わる!各種類が購入できる「道の駅 くしがきの里」
「とにかく三種の神器を揃えて、縁起を担ぎたい!」という方におすすめなのは、1串3個で250円(税込)の串柿。小さい鏡餅の上にも飾りやすいサイズです。
中サイズ・大サイズの鏡餅を用意している方には、家族団らんや幸せに繋がる意味が込められた5個や10個の串柿がおすすめです。1串5個の串柿は、左右1個ずつ、中心に3個が1串となり、「ひとり(1個)ひとり(1個)が皆(3個)幸せに」という意味が込められています。また、1串10個の場合は、左右2個ずつ、中心に6個で1串となっており、「いつもニコ(2個)ニコ(2個)仲睦(6個)まじく、共に白髪の生えるまで」という意味になります。
私は30代で、娘と2人暮らしをしています。「『白髪が生えるまで一緒に』は、夫婦向きだなぁ」と思い、1串5個360円(税込)の串柿を購入しました。
なお、串柿は食用に生産されておらず、食べることはできないので注意してくださいね。
購入した串柿を市販の鏡餅にセッティングしよう
市販の鏡餅に、購入した1串5個の串柿をセッティングしました。なんだか、ひとつ本物を取り入れただけで、とても立派な鏡餅になったように見えます。これで三種の神器が揃いました……!縁起をしっかり担いだ鏡餅で、気持ちの良いお正月を迎えられそうです。
串柿が気になった方は、ぜひ道の駅くしがきの里で購入し、縁起を担いで新年を迎えてくださいね。良いお年をお過ごしください!