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道の駅 2023.07.24

ハズレ桃や加工用・ジュース用の茶箱の桃があったら、桃のコンポートを作ろう!皮むき不要で簡単!

和歌山県は、今桃が旬を迎え最盛期。
果汁がしたたるあまーい桃!はとってもおいしいですよね!

買った桃がハズレ桃だったらコンポートがおすすめ

でも、たまにあるのが、かたくて甘さもない「ハズレ桃」をひいてしまった場合。
そんなときは、簡単に桃のコンポートにするのがおすすめです!
そのほか、一度に桃をいただいて食べきれず、だんだん鮮度が落ちていきそうな時にもおすすめ。
また、「加工用」「ジュース用」などで販売されている激安の茶箱の桃を見つけた時は超ラッキー、迷わず買ってコンポートを作りましょう。

コンポートは桃を加熱して冷やしたシロップ漬け。
コンポートにして冷蔵庫に入れておくと、1週間ほど日持ちがします。
「早く桃を食べなくちゃ悪くなっちゃう」と焦らなくてもいいのです。
なにがいいって、コンポートに加工しておいておけば、思い立ったらすぐに甘くおいしい桃が食べられること。
手をべたべたにしながら包丁でむきにくい皮をむく手間が必要ないのです。

「コンポートづくり自体が面倒じゃないの?」と聞かれますが、手順はかなり簡単。
なにより皮むき不要なのがとってもラクチンです。

和歌山在住20年、桃はむしろ加工用の茶箱を探す派!なライターが、桃のコンポートの作り方をレポートします!

桃コンポートの作り方レポート


今回私は、道の駅かつらぎ西で、加工用の桃の茶箱をゲットしました。
不揃いのかたい桃が14個入って1,000円です。

とっても香りが豊かできれいな桃ですが、生で食べてみるとやはりかたく、甘さが足りません。

コンポートに必要な材料です。
桃 14個
・きび砂糖 140g(シロップ1回分)
・水 300㏄程度(ひたひたより少ないくらい)
・レモン果汁 適量

ここで注意したいのがお砂糖の量。
だいたい桃1個につき20gくらいが適量です。
私はコンポートを作る際、フライパンに14個も入らないので、7個ずつ2回にわけて作ります。
1回目の桃がたきあがったら、シロップはそのままで2回目を作るので、本来なら14個✕20gで280gのところが、半分量になっています。
炊くごとにシロップも新しくしたい方は、個数✕20gで作ってください。

きび砂糖だとやや雑味があり、素朴でまあるい甘さになります。
よりスイーツっぽくしたい場合は、グラニュー糖など白いお砂糖で作ると上品になります。
味見をしてみてあまりにも甘くない桃なら、もう少しお砂糖を足してください。

1、桃をよく洗います
皮をむかずに炊くので、流水の中で手のひらでしっかりこすって産毛をおとします。


2、桃を半分に割り、種をとります。
ちょうどアボカドの切り方と同じです。半分割りにします。

種をスプーンでとります。
アボカドみたいにきれいにはとれませんが、少しずつはがしていきます。

3、砂糖と水をフライパンに入れて溶かした後、皮を下にして桃を入れ、加熱します。

少し水をあたためてからフライパンで砂糖を溶かし、桃を並べます。
レモン果汁を加え、弱めの中火で約10分、ふたをして加熱します。

火が通ってきたところです。
もう少ししたら、皮がめくれてきます。

4、火をとめて粗熱をとり、皮をむく

フライパンを火からおろして粗熱をとり、皮をむきます。
菜箸で皮の端っこをつまむとすーっと皮がはなれるので、熱くても作業できます。


5、きれいに殺菌した容器に移し、冷蔵庫で冷やす。

日持ちさせたいので、キッチン用アルコールなどで拭いた容器に入れます。
すぐに食べると、少し甘みが足りなく感じるかもしれません。
一晩ねかすと味が馴染んでほんのり甘いおいしいコンポートになります。

このレシピで目指したのは、缶詰のような甘い桃ではなく、完熟桃のような自然な味わい。
加工用を見つけたり、ハズレ桃をひいてしまったりしたら、ぜひ一度桃のコンポートにチャレンジしてみてくださいね!

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この記事を書いた人

二階堂ねこ

奈良育ち、大阪の出版社勤務を経て、結婚を機に和歌山に。在住約20年を数え、もうすっかり和歌山人のつもりです。海のある街に猫と住む夢が叶ってごきげん。取材やインタビューをメインに活動しつつ、地域の魅力を発信したいフリーライター。

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