湯浅町には道の駅がないけれど「まちなみの駅湯浅」に駐車場とトイレあり
和歌山県・湯浅町には和歌山県で唯一の「重要伝統的建造物群保存地区(=伝建地区)」があります。
湯浅町の中央にあり、16世紀末頃に開発された地域です。保存地区に指定されているので、今も醤油の醸造が盛んに行われていた昔の街並みのままの路地などが残っています。
コロナ以前は、伝建地区周辺に駐車場も少なく、駅から徒歩10分程度歩くしかなかったですし、観光途中でちょっと休憩したいなと思っても車だと道がとても複雑で狭く、停まるところがなくて大変でした。
近年駐車場も増えてきましたし、道の駅に近いスタイルで休息が取れる”まちなみの駅”もできましたので、車でも湯浅に行きやすくなりました。
醤油発祥の地・湯浅の伝建地区
醤油醸造のまちとして発展し、全国的にも知られている湯浅町ですが、今でも醤油醸造場だった建物が残っていたり、町屋や土蔵があったりと当時の雰囲気を肌で感じることができます。昔ながらのブランドの醤油も作られています。
日本遺産にも認定されているため、保存されているだけでなく適切な修理もなされていて、景観を保とうと町の方々が気をつけていらっしゃるのがうかがえます。
路地もきれいに整備されているので、安心して歩いて回ることができます。
伝建地区すぐにある「まちなみの駅湯浅」
これまでほんとにちょっと停まるところ、というスペースがなくてなかなか大変でしたが、伝建地区の一角から徒歩15歩くらいのところに、2022年に「まちなみの駅湯浅」が開業しました。
バリアフリーの駐車場とトイレが整備され、”ちょっと寄って休憩”がしやすくなりました。
駐車場は障害者用もあり、広々としています。駐車台数は10台です。もちろん無料です。
多目的トイレも含め、きれいなトイレが新設されていました。木の香りが漂っていて、廊下も広いので車椅子やベビーカーでもゆったり使うことができます。
24時間利用可能で、防犯カメラも作動しています。
川沿いに面し、伝建地区内にあり
(引用:https://www.pref.wakayama.lg.jp/prefg/130400/oshirase/d00203221_d/fil/matinami.pdf)
国道42号線から伝建地区へ向かって入ってくる道沿いにあります。川向いには「美味いもん蔵」があり、まちなみの駅の駐車場から歩いてすぐのところに伝建地区のメインストリートがあります。
▼まちなみの駅湯浅へのMAP
https://maps.app.goo.gl/Hse8UA2TfeggZyXBA
湯浅町営駐車場は、「美味いもん蔵」側にあり
まちなみの駅湯浅は休憩を目的とした施設ですが、観光駐車場も向かい側にあります。
長時間駐車の場合は、そちらへ駐車されるとよいと思います。
町営駐車場の利用料金
入庫から最初の2時間 無料
2時間以降 100円/時間
24時間最大 500円
▼湯浅観光用駐車場へのMAP
https://maps.app.goo.gl/v5qAv93xBRA2fNb59