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グルメ 2022.05.28

有田川・老舗造り酒屋「高垣酒造」で、「龍神丸」と対をなす名酒「喜楽里」を購入する

1840年(天保11年)創業の老舗造り酒屋「高垣酒造」。
道の駅明恵ふるさと館から、国道424号線を山の方に向かって車で約7分のところに、この小さな老舗酒造所はあります。

杉玉が飾られた玄関から直売窓口へ

 

きれいに整えられた邸内には、大きな釜がおかれていました。
米を蒸す釜でしょうか。

蔵の前の駐車場に車を停めて中へ入っていくと、杉玉の吊るされた玄関があります。
ここがお酒を購入するときの窓口です。
蔵の建物全体が文化庁の登録有形文化財に指定されているそうです。

先代の杜氏さんが亡くなったあと、遺志を継いで奥様が勉強して蔵入り。
現杜氏として、伝統の技術を生かし、いいお酒を作られていると評判です。

中に入ると酒瓶がずらり。
係の人が出てきてくれるので、価格や味を相談しながら買い物を進めます。

高垣酒造のホームページに価格表があるので、あらかじめ目を通しておくのもいいかもしれません。

▼高垣酒造商品一覧表
http://takagakishuzo.com/wp-content/uploads/2019/11/list.pdf


「龍神丸」と対をなす名酒「喜楽里」


人気コミック「もやしもん」で名酒としてとりあげられ、一躍有名になったのが日本酒「龍神丸」。

龍神丸は特約の酒店でしか購入できない仕組みとなっており、この蔵でも直売はしていません。

そんな龍神丸と対をなす、高垣酒造自慢の名酒が「喜楽里(きらり)」と案内してくださったので、思い切って大吟醸の生酒を約3,000円で購入しました。

華やかな味わいながら、濃厚な米のコクを感じる力強い風味。
なるほど、これが有田の地酒かぁと、しみじみおいしく味わいました。

お酒の販売は、月〜金の平日9時~17時。土日祝日はお休みです。
一週間以上前に予約すると蔵見学もできるそうですよ!

訪れる際は、公式ホームページなどで最新情報をチェックしてください。

http://takagakishuzo.com/

この記事を書いた人

二階堂ねこ

奈良育ち、大阪の出版社勤務を経て、結婚を機に和歌山に。在住約20年を数え、もうすっかり和歌山人のつもりです。海のある街に猫と住む夢が叶ってごきげん。取材やインタビューをメインに活動しつつ、地域の魅力を発信したいフリーライター。

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