道の駅ねごろ歴史の丘の名物!肉厚でコリコリ食感の黒あわび茸バーガー
道の駅ねごろ歴史の丘の敷地内にある「花笑み館」。地元の商品を多く取り揃えており、お土産にぴったりなお菓子やお酒、スイーツが多数並んでいるお店です。
また店内外にカフェスペース「ハナエミカフェ」を併設しており、店内のレジで注文すればその場で出来たてのフードやスイーツメニューを食べられます。
カフェメニューは地元岩出市の特産品「黒あわび茸」を使った料理が豊富です。今回はカフェメニューの中から、人気No.1の「黒あわび茸バーガー」を食べてきましたので、ご紹介します。
あわびのようなコリコリ食感が特徴の「黒あわび茸」
「黒あわび茸」と聞くと、あまり聞き慣れない食材に感じるでしょう。黒あわび茸は、もともと高温多湿の亜熱帯地方で採れるヒラタケの仲間です。
自然栽培は沖縄県のみ。人工栽培は長野県と滋賀県、そして和歌山県岩出市とごく少数で栽培されています。
黒あわび茸の特徴は、あわびに似たコリコリとした食感です。産地直送の黒あわび茸を販売しているため、お刺身で食べるとよりあわびに近い食感と味わいを楽しめます。また肉厚のしっかりとした食べごたえで、油ものの料理と相性が良いともされています。天ぷらやバター焼きと、美味しく食べられる料理のバリエーションは豊富です。
ちなみに、岩出市の小学校では給食に黒あわび茸を使った献立があります。クリームシチューやカレーなどの食材に使われており、きのこが苦手な子供にも食べやすくて人気です。大人から子供まで、産地の岩出市に根付いた人気食材である様子が伺えました。
黒あわび茸を贅沢に丸ごと挟んだ「黒あわび茸バーガー」
さまざまなカフェメニューが並ぶ中、今回注文したのは「花笑み館」人気No.1メニューの「黒あわび茸バーガー(450円)」です。注文して約5分、店内をぶらぶら散策しているうちに料理が届きました。
バンズに挟まれていたのは次の4つです。
- チェダーチーズ
- レタス
- 黒あわび茸のフライ
- タルタルソース
フライとチーズで「濃厚な味わい」かと思いきや、タルタルソースの酸味とレタスのみずみずしさが合わさり、さっぱりとした味わい。噛むとコリコリした食感のあとに、きのこの風味が口いっぱいに広がります。肉厚な黒あわび茸を丸ごとフライしており、ランチや休憩中に食べると高い満腹感を得られる逸品です。
黒あわび茸バーガーをはじめ、黒あわび茸を使った料理を気軽に食べられる「花笑み館」は、道の駅ねごろ歴史の丘敷地内で営業しています。同敷地内には「ねごろ歴史資料館」や「旧和歌山県議会議事堂」もあるので、ぜひ立ち寄ってみてください。