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その他観光 2022.04.29

根来寺の拝観前に!歴史や文化を予習するならここ「ねごろ歴史資料館」

道の駅「ねごろ歴史の丘」の駐車場のそばにある建物が「ねごろ歴史資料館」です。

2017年にオープンした同館は、根来寺界隈の栄枯盛衰の歴史物語や文化を分かりやすく今に伝える資料館です。


館内には根来寺の四季を映す特大シアターが

ワンフロアでさっぱりとまとまっているので、根来寺の参拝の前に根来の歴史を知るにはぴったりの予習場所。

1132年の開創から根来寺は勢力を蓄え、室町時代末期には大伝法堂と大塔を中心に、300あまりの子院をもつ一大宗教都市となりました。
根来衆とよばれる1万もの僧兵と、火縄銃をもつ鉄砲隊もいましたが、豊臣秀吉による「紀州攻め」により、根来寺全山が戦火に包まれました。

紀州攻めによる火災の様子は、館内の展示だけでなく、外の発掘レプリカの様子でも見ることができます。

中央のシアターゾーンでは、床に置かれた大型モニターで、根来寺の歴史と自然文化を、映像で分かりやすく見ることができます。
四季折々の根来寺の自然をビジュアルで堪能しましょう。

外には発掘レプリカで往時の様子を再現

外には戦火に見舞われた半地下式倉庫の発掘レプリカが。
ここには油を入れた大甕、味噌や漬物を入れた桶のほか、米や生活用品などが置かれていたことがわかっています。
赤く焼けた土は、紀州攻めに伴う火災の爪痕を再現しています。

隣の旧県会議事堂との間には、上段と下段の子院を結ぶ階段と通路の跡が発見されており、レプリカが展示されています。

食膳用具や漆器などが多数出土しており、根来寺が広大な敷地と一大勢力を誇っていたことを示しています。

徳川家康による再興の許可が出たのは1600年のこと。
往時の勢力には及ばないものの、信仰を集める大寺院として静かに着実な復興の歩みを進め、今の根来寺があります。

入館は無料。営業時間は9時~17時で火曜定休です。

訪れる際は、公式ホームページなどで最新情報をチェックしてください。


https://www.negororekishinooka.jp/museum/

この記事を書いた人

二階堂ねこ

奈良育ち、大阪の出版社勤務を経て、結婚を機に和歌山に。在住約20年を数え、もうすっかり和歌山人のつもりです。海のある街に猫と住む夢が叶ってごきげん。取材やインタビューをメインに活動しつつ、地域の魅力を発信したいフリーライター。

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