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その他観光 2022.04.13

西国三十三カ所最大の本堂を誇る「粉河寺」桜の季節の風情を味わいに

道の駅青洲の里から和歌山方面へ車で約10分ドライブすると、名刹「粉河寺」があります。
粉河寺は、西国三十三所観音霊場の三番札所。
今回は桜の季節に訪れてみました。

境内のいたるところに桜が

粉河寺の大門。大門の前に赤い橋がかかっていて、その前は粉河駅まで「とんまか通り」という門前町を形成しています。

この大門の右横を車で通過し、境内の駐車場が寺院最寄りの駐車場です。
門前町のなかにも駐車場があります。
境内でも門前でも、1回500円程度の駐車料金に設定されています。

大門を通ってから本堂までにたくさんのお堂があります。

本堂まで約200mの石畳には、さまざまな種類の桜が植樹されています。

レジャーシートを敷いてお花見はできませんが、敷地内にはお茶屋さんもあるので、軽食をとりながら満開の桜を眺めることもできるでしょう。


本堂は西国三十三カ所の中では最大の規模

重要文化財に指定されている「中門」は1832年(天保3年)建立。
門内に四天王を安置しており、掲げられている「風猛山」の扁額は紀州十代藩主・治宝(はるとみ)候の直筆です。

粉河寺は770年に創立されましたが、現在の本堂は1720年(享保5年)に再建されたもので、重要文化財に指定されています。
西国三十三カ所札所のなかでは最大規模を誇り、内陣の厨子の深所には秘仏の本尊「千手千眼観世音菩薩」が祀られています。

訪れる際は、公式ホームページなどで最新情報をチェックしてください。

https://www.kokawadera.org/

この記事を書いた人

二階堂ねこ

奈良育ち、大阪の出版社勤務を経て、結婚を機に和歌山に。在住約20年を数え、もうすっかり和歌山人のつもりです。海のある街に猫と住む夢が叶ってごきげん。取材やインタビューをメインに活動しつつ、地域の魅力を発信したいフリーライター。

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