桃山町の「桃直売所」はどんな感じ?2023の初売りレポート
2023年は6月17日か18日が桃の初売りとなった直売所が多かったです。
それぞれの桃の収穫状況があるので、7月スタートという直売所もあるのですが、だいたい17日、18日からオープンしている感じでした。早速桃山町に行ってきたので、”桃の直売所”はどういう感じかということも含めてレポートします。
販売開始の週末、桃山町に着いたのは10時15分くらいでした。それでもどの直売所もオープンしているところはかなり車がいっぱい停まっていました。
だいたい9時、10時に開店という直売所が多いように思います。お目当ての桃がなくなってしまい、次の入荷を待ってお客さんが行列をつくっているお店もありました。
直売所ではどんな桃が売っている?
大きく分けるとギフト用の桃と、格安の家庭用桃に分かれます。さらにジュース用というものがあるときもありますが、だいたい2パターンかなと思います。さらに(特にギフト用は)サイズで価格が変わっていきます。
ギフト用は化粧箱に入っていて、配送もできます。
家庭用は(茶箱といわれることもある)白い箱ではなく茶色の箱やカゴで販売されていることが多いです。
ギフトを直売所から直接送ることもできます。宅配便の伝票があるので、桃を決めてから伝票に記入してお金を払い、発送はお任せします。
とはいえ、ギフト用は通販で買えるので、店舗へ行かなくても電話やインターネットで予約ができます。茶箱はその場へ行くからこそ買えるため、直売所が混雑するのですよね。
直売所には何時に行けば桃がある?
桃は当日に収穫されることが多いので、収穫された桃から随時お店に入ってくることが多いようです。開店時に並んでいた桃が完売しても、それから収穫した桃が随時追加販売されるので、店頭で待っていれば次に運ばれてきた桃を買うことができます。
ただ「次の桃がいつくるかはわからない」とお店の方々はよく言っています。収穫して販売準備ができた桃が店頭に運ばれてくる段取りなので、完全に収穫の都合によるからです。
↑特に人気の「あら川第一桃生産組合」のお店前はいつも桃がやってくるのを待っている人で行列です!
販売時期は6月17日、18日〜8月のお盆ごろまで
だいたい2〜3週間くらいで品種が入れ替わっていくので、桃といっても時期によっていろいろな品種の桃があります。直売所によって、栽培している品種が違うのでけっこう取り扱い品種、販売時期はそれぞれで変わると思います。今6月の時点では開いていない直売所があるのもそれが理由です。
あら川の桃とは?桃山町に桃を買い求める人が集まる理由
和歌山の桃の代名詞といえば「あら川の桃」なのですが、これは品種ではなくブランドの名前です。商標登録されているので、誰でも使えるというわけではありません。あら川の桃振興協議会の会員だけが使うことができます。
紀の川市桃山町内で桃を生産している者で、あら川の桃振興協議会に加入し、「登録商標使用許可証」又は「登録商標許可証明書」の発行を受けた農家又は出荷組合等団体。
なお、JA・出荷組合等の団体会員の構成員であっても、個人的にホームページや直販店等で販売する場合は、準個人会員の登録が必要です。ーー引用:「あら川の桃」及び「あらかわの桃」商標使用について
和歌山で買った桃がすべて「あら川の桃」ではないのでご注意ください。
「あら川の桃」と名乗れる桃は桃山町内で収穫された桃なので、桃山町の直売所では「あら川の桃」を売っていることがほとんどです(桃山町でとれた桃だからといってすべて「あら川の桃」ではありません)」。
そのため、和歌山県内の桃の直売所はたくさんありますが、桃山町の直売所に人が集まっているのですよね。
直売所の混雑は?
週末は朝から桃山町内の道路が混み合いますので、早めに行って直売所の開店を待つくらいのほうが正解だと思います。お目当ての直売所の駐車場に入れないということもあると思います。
私は週末10時台に到着しましたが、全体的にすでに朝のピークが終わって、また次のピークを待っている状態くらいの感じで、今回行こうと思っていたところの駐車場にはすぐ入れました。
11時過ぎると遠方から来ている人が到着するので、昼あたりはまた混みます。お気をつけて移動してください。困ったらローソンがあるので、ローソンで一旦休憩してもいいと思います。
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