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アクティビティ 2022.02.26

日高川町の奥地にやまびこで遊べる「ヤッホーポイント」

紀伊半島の真ん中(紀中)に位置する日高川町。

同町の中心を東西に流れる日高川は「日本一長い二級河川」で、ホタルが飛び交う美しい川です。山もあり、自然に囲まれた豊かな土地です。

 

そんな自然を満喫できる場所が、日高川町の山奥にある「ヤッホーポイント」です!

道の駅しらまの里から車で約16分、道の駅San Pin中津から車で約25分の場所にあります。

 

自然を満喫!「日本一楽しいヤッホーポイント」

検索する時は「ヤッホーポイント」

ヤッホーポイント、めずらしい名前で一体何をする場所かと思いますよね。

実は、やまびこが返ってきやすい土地として各種テレビで紹介されたそうです。やまびこといえば無意識にヤッホーと叫びますよね。

 

ヤッホーという言葉がそのままスポットの名前になり、Googleマップで見ても「ヤッホーポイント」として認知されています。

2007年にはフジテレビの番組で「日本一のやまびこスポット」として紹介されたらしく、日高川町観光協会のホームページでは「日本一楽しいヤッホーポイント」という枕詞がついています。

 

アクセスと駐車場

日高川を上流にずっとのぼっていくと椿山(つばやま)ダムという大きなダムがあります。ヤッホーポイントはこのダムのすぐ近くです。

目印はこちらの赤い橋。ヤッホーポイントと書いています。

 

駐車場は、この橋の近くに10台ほど停められる場所と、20メートルほど離れた道路の向かいにもう1ヶ所あります。

後者は少々特殊な形をしているので、空いているのであれば橋の近くに停めた方が近いです。

 

ヤッホーポイントに到達するためには、この吊り橋を渡って行きます。鉄でできたしっかりした橋ですが、高所恐怖症の方はちょっと怖いかもしれません…。

 

しかし、ここから見る山と川の景色は絶景ですよ。

 


(日高川町観光協会公式サイトより)

 

やまびこが返ってきやすい地形

橋を渡って小高い丘を登ると、ヤッホーポイントと書かれた大きな看板があります。

ここがポイントかと思いきや、本当のヤッホーポイントは側道を降りて車道に出たところにあります。

 

こちらのスポットは対岸まで約300m離れており、その距離がちょうどやまびこが2秒ほどで返ってくるポイントだそうです。

ただし、「ヤッホ〜〜〜」と長く伸ばしてしまうと叫んでいる間に声が重なってしまうので、「ヤホッ」と短めに言うのが綺麗に返ってくるコツだそうです。

 

 

「ヤッホー全日本選手権」なる大会も

 

ヤッホーポイントでは2008年に現地で最初の「全日本選手権」が開かれました。聞こえ具合やセリフの内容、パフォーマンスを競います。

おそらくここでしか開催していないと思いますが、「全日本選手権」を謳っているのはさすが「日本一楽しい」を枕詞にするだけありますね(笑うところです)。

 

毎回現地で開催されていましたが、2021年度は新型コロナウィルスの影響で密を避けるためInstagramで投稿動画を募りました。どんな力作が揃うのか楽しみです。

 

 

天気のいい日は日高川がエメラルドグリーンに輝きます。吊り橋から見る山と川の風景は絶景で癒されますよ。自然の景色に癒されたところで、ヤッホーと叫んでストレス解消してみるのはいかがでしょうか。

Googleマップ

この記事を書いた人

しおこ

県外の大学卒業後、和歌山にUターン。和歌山に帰ってきてから和歌山が面白くなってきた人。自分自身が地域の魅力をもっと知りたい!という気持ちで和歌山ライターに。ウチとソトをつなげるローカルジャーナリストになりたい。海を眺めるのが好き。

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