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アクティビティ 2022.03.10

乗れる!さわれる!状態◎!SL機関車「D51(デゴイチ)」が展示されている「根来SL公園」

道の駅ねごろ歴史の丘から道をはさんで反対側、株式会社赤井工作所敷地内に、「根来SL公園」はあります。「デゴイチ」の愛称で親しまれた蒸気機関車「D51」に触れることができますよ!

動く部分はできる限り動かせるようにして保存

D51型蒸気機関車は、おもに貨物用として昭和10年代から1115両が製造されてきました。ここ根来SL公園で展示されているのは930号機。

1943年(昭和18年)に製造されてから、東海道本線、北陸本線、中央本線で活躍、1972年(昭和47年)に紀勢本線で任務を終えるまでに140万km以上を走りぬきました。

現役を退いた後は海南市の「みなと公園」で静態保存されていましたが、2003年(平成15年)にここ岩出市へ。D51930保存会による保存修復のもと、展示されることとなりました。

日曜日は、運転台に上って見学することができます。

 

運転台の後ろには燃料となる石炭が。

 

石炭をこの赤く光っている投入口にスコップで投げ入れ、蒸気機関を動かして走るのです。
映画やアニメなどでおなじみの光景ですね!
できる限り、レバーやハンドルを動かせるようにして、本当に状態良く保存してくださっています。

運転席も当時のまま。もちろん座ることができます。記念撮影にいいですね!
「出発!進行~!」

訪れるなら機関車に触れることができる日曜祝日がおすすめ!

根来SL公園は、株式会社赤井工作所の敷地内にあります。

この門から入ります。入って右手にSLがありますよ!

平日は赤井製作所の事務所で受付をしてから見学します。ただし、保存会のスタッフがいないので、SLに触れたり上ったりはできません。

日曜と祝日はSL保存会のスタッフがいるので、受付は必要ありません。説明を聞きながらSLに触れられます。動くレバーやハンドル、当時のままの運転席など見どころがいっぱい。レバーをひっぱると録音した汽笛の音が鳴るギミックも用意されています。

土曜日、お盆、年末年始は休園です。
訪れる際は、公式ホームページなどで最新情報をチェックしてください。

https://www.city.iwade.lg.jp/toshikeikaku/park/sl-park/

この記事を書いた人

二階堂ねこ

奈良育ち、大阪の出版社勤務を経て、結婚を機に和歌山に。在住約20年を数え、もうすっかり和歌山人のつもりです。海のある街に猫と住む夢が叶ってごきげん。取材やインタビューをメインに活動しつつ、地域の魅力を発信したいフリーライター。

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