和歌山のてっぺん!道の駅ごまさんスカイタワーの見どころ【及川眠子蔵書&景色編】
和歌山県に35駅ある道の駅の中で最も高い位置(和歌山県で2番目に高い1372mの護摩壇山(ごまだんざん)の山頂近く)にあるのがごまさんスカイタワーです。田辺から高野山へ抜ける龍神スカイラインは乗用車だけでなくバイカーにも人気です。初夏には新緑、秋には紅葉を楽しめる人気スポットです。
前回の記事では、ごまさんスカイタワーの見どころ【スイーツ編】をご紹介しました。
今回は
- 2F及川眠子蔵書
- スカイタワーからの景色
- 護摩壇山頂までの散歩コース
についてご紹介します!
見どころ①2F及川眠子蔵書
ごまさんスカイタワーは1階が売店になっており、2階はレストラン&及川眠子(おいかわねこ)蔵書コレクションになっています。
2022年9月現在、レストランは営業していませんが、自由に2階に上がってスイーツを食べたり、及川眠子蔵書コレクションを見学したりできます。
ところで皆さん、作詞家・及川眠子さんのことをご存知でしょうか?
アニメ新世紀エヴァンゲリオンの主題歌「残酷な天使のテーゼ」や劇場版主題歌「魂のルフラン」の作詞家として有名です。
他にも、関西出身の歌手やしきたかじんさんの曲なども手がけられました。
及川眠子さんは和歌山市出身。ごまさんスカイタワーの2階にノンフィクションの本を中心に漫画や写真集など約3千冊と、CD約千枚を寄贈しました。
及川さんは「これらの本は私を形作ってきたもの。興味のある人がスカイタワーを訪れるきっかけになったり、こんな本を読んでいるんだという共感につながったりすればうれしい」とおっしゃっています。
税を納めることでふるさとに貢献するため、及川眠子事務所の本社もごまさんスカイタワーに登記しました。
▼参考記事
紀伊民報AGARA スカイタワーに及川眠子文庫 「地域盛り上げるきっかけに」
「少年よ神話になれ」のあの有名なフレーズのサイン入り色紙は必見です!
こちらが棚に並べられた蔵書の数々。ここに来てゆっくり本を読むのもよさそうです。
レストラン営業の名残で広い机や椅子もあります。1階の売店で買ったものをゆっくり食べられます。
見どころ②スカイタワーからの景色
スカイタワーには高さ33mの展望台があります。展望台入場料は300円です。
和歌山のてっぺんの、さらに高いところから眺める景色は圧巻です。
売店奥のこちらのゲートに現金を投入します。
エレベーターに続く中庭。整備されていて歩きやすいです。車椅子の方用のスロープもあればいいのですが。
こちらのエレベーターに乗って出発!
スカイタワーからの景色は…見渡す限り山、山、山です!
自分は今大自然の中にいるんだな〜と思わせてくれる景色です。
海も見えないほど高い紀伊山脈に囲まれています。秋は紅葉が綺麗でしょうね。
展望台から駐車場の景色。数十台停められる駐車場ですが、なんだかミニチュアのように小さく見えます。それにしてもどこを見渡しても山ですね。
見どころ③往復30分ほどの散歩コース!護摩壇山頂
売店の横には護摩壇山頂に抜ける道があります。往復30分ほどで行ける散歩コースで、道もまっすぐで整備されているので歩きやすいです。アップダウンは多少あります。
こういう山道をひたすら登っていきます。スニーカーでも登れます。
こちらが頂上。木が生い茂っているので残念ながら景色は見えません。
源平合戦の時に平家の武将・平維盛(たいらのこれもり)が戦乱の中龍神村に落ち延び、護摩を焚いて平家の運命を占ったと言われています。これが護摩壇山の名前の由来と言われています。
展望台に登った後だからこそ思いますが、こんな山奥までよく逃げ延びたなぁと思いました。
以上、ごまさんスカイタワーの見どころを3つご紹介しました!
標高が高く空気が澄んでいるので、2階でのんびり本を読んだり山頂を散歩をしたりするのに最適です。
せっかくここまで来たのであればぜひ展望台にも足を運んでみてください!