橋本市の穴場の名所「嵯峨の滝」が神秘的で見ごたえあり!嵯峨天皇も休憩した?
高野山麓・橋本市高野口町のかなり山をのぼったところにある観光名所「嵯峨の滝」。車ですぐそばまで行けてアクセスしやすい名所なのですが、あまり知られておらず、穴場的なスポットとなっています。案内看板によると、嵯峨天皇の休憩場所だったと伝えられている、長い歴史のある滝です。
嵯峨の滝がある九重地区は美しい棚田や昔ながらの林道が残り、サイクリストにも人気のエリアです。車でも道の駅柿の郷くどやまから約10分、京奈和自動車道・高野口ICから約5分と九度山町と近いところにあるので、九度山・高野口の歴史的なスポットを巡る方々が来られることが多いようです。近くにはキャンプ場SHINODA BASEもあり、キャンプしたり、週末ランチを楽しんだりすることができます。
県道112号を高野口ICから北側へのぼっていき、信太神社を通り過ぎたらすぐ左手です。↑この看板が出ているので車でもすぐ場所はわかります。ハイキングコース内にあり、道はきれいに整備されています。安心してでかけていただけます。
落差6m、小ぶりですが美しい!
水量もしっかりあり、静かなところなので水が落ちる音がまわりに響いています。
滝を覆うように木々が広がり、大きな岩がゴロゴロとしていて、湿度が高いので岩は苔むしています。
滝の音と鳥の鳴き声しか耳に入りません。近くには集落もありますが、大変静かです。滝の水量が多いのでかなり大きな音。日常を忘れて自然の音に聞き入ってしまいます。
この滝を抜けて山の中へ入っていくとハイキングが楽しめます。行楽の秋に、このあたりを歩いてみるのはいかがでしょうか。
嵯峨の滝の休憩所は老朽化注意
休憩所や案内看板がありますが、かなり年季が入っています。歩くところはは整備されていますが、このあたりまでは手が回っていない様子。
歩いてみるとクモの巣、葉っぱなどもなく。とてもきれいにしてくださっているなと感じます。嵯峨の滝がどなたの手によって管理されているのかわからないのですが、橋本市を取材して感じるのは、地域の方々が地元を守ろうと、しっかり地区内を清掃したり、危ない箇所がないかみてくださったりしているなということです。
「山奥だな」と思っても結構まだまだ人が住んでいらっしゃって、それぞれの地区を守ってくださっています。観光地にいったら、そのようなことも肌で感じ取るようにしてみると、より一層、その場所の感動が大きくなる気がします!
嵯峨の滝からさらに山をのぼると、棚田が広がる!
まだまだたくさんの田んぼがあり、ます。その周りには、カキの木。これからが収穫の時期なので、どんどんカキが色づいてきます。
秋の行楽シーズンは最高のタイミングだと思いますので、ぜひ橋本市高野口町へでかけてみてください。
嵯峨の滝
住所がないので以下のGoogleMAPのスポットを参考に、お出かけください。