道の駅田辺市龍神ごまさんスカイタワーのソフトクリーム3種を食べ比べ
田辺市龍神村にあり、田辺市の北の玄関口である道の駅田辺市龍神ごまさんスカイタワーは、県内24番目の道の駅です。県内にたくさんある道の駅の中でも、特徴の多い個性的な道の駅です。
まず道の駅名に”田辺市龍神”と行政の名前がしっかり入っていること。和歌山県では珍しく雪が降るエリアのため冬季休業すること。標高が高い場所にあり、かつ展望塔が併設されていること。作詞家・及川眠子さんの私設文庫のがあり、さらに事務所の登記場所にもなっていることなど。
そんな個性的な道の駅田辺市龍神ごまさんスカイタワーは、立地も少し珍しいところにあります。和歌山県と奈良県の県境を走る高野龍神スカイライン沿いにあり、道の駅の近くには観光地どころか民家もほとんどありません。近隣の観光地は高野山や龍神温泉ですが、どちらにも約30分離れており、なかなか孤高の存在です。
和歌山の道の駅は数が多く、北から南まで満遍なくありますが、はその中でも目立って個性的な道の駅だと私は思っています。
ソフトクリームが名物で、みんな食べている!
田辺市龍神ごまさんスカイタワーにはカフェやレストランは(2023年現在は)ありませんが、物販コーナーでソフトクリームや搾りたてミカンジュースの販売があります。ソフトクリームが名物で、建物内から出てくる人がみんなソフトクリームを持っているので、最初は少し驚いてしまうかもしれません。
ソフトクリームは以前、2022年秋に訪れた時は3種類でしたが、2023年夏は一つ種類が増え、全部で4種類になっています。
- くろごま 500円(写真奥)
- 金ごま 500円(写真真ん中)
- ミックス 450円(写真手前)
- ミルク 400円
どれもそれぞれにおいしいので、捨てがたい!2個食べたくなるおいしさです。
甘すぎず、ゴマやミルクのコクがしっかりしていて、ドライブ・ツーリングの途中でほっと一息つくには最高の味です。金ごまは香ばしくて旨味が強くナッツのよう。くろごまは若干苦味もある、しっかりと風味が感じられる味です。
ソフトクリームのサーバーが違うらしく、くろごまとミックスはふわっとかわいい巻き方ですが、金ごまは普通のソフトクリーム巻きです。どちらも柔らかいので、溶ける前に食べるのがポイントです!
オーダーはお土産物のレジで、口頭で。支払いは現金のほか、PayPay払いができました。
イートインはできないのですが、建物前に少しテーブルとベンチがあり、座って食べることができます。真夏でも涼しい場所(例えば和歌山市内が気温35度あっても、道の駅は25度前後)なので、駐車場でみなさん景色を見ながら食べています。
和歌山の”てっぺん”の景色が見られる
ソフトクリームを食べながら、眺める景色は↑こんな感じ。見渡す限り山が広がります。
秋には紅葉し、冬には雪が積もります。場所柄曇っている日も多いので、スキッと晴れた日に行くことができたらラッキーです!
そして、道の駅駐車場や道中の高野龍神スカイラインから眺める景色もきれいですが、道の駅に併設の展望塔からの眺めは正に「頂上」という感じで開けていて、和歌山県内でこんな景色が見られるんだなと驚きがあります。
和歌山県内でいちばん標高が高い”龍神岳”が近くにあり、タワーから見渡す広々とした景色は最高です。素晴らしい見晴しなので、展望塔(タワー)については別記事で詳しくレポートします。
道の駅スタンプは建物内にあり
物販コーナーも充実していて、地元の野菜やフルーツが買えます。和歌山市内に住んでいる私にはすごく珍しいものが多くて、たくさん買ってしまいました。2023年8月13日には、レモン、ハウスミカン、ブドウ数種類、白ナス、小玉スイカなどがありました。
ほかにもユズがアクセントのチーズケーキもこの道の駅の名物です。>>ごまさんスカイタワーのスイーツ食べ比べ
少し辺境にある道の駅田辺市龍神ごまさんスカイタワーですが、個性的ですごく満足度の高い道の駅なので、ぜひドライブ・ツーリング途中で立ち寄ってみてください。