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その他観光 2022.02.26

1,500年の歴史を持つ温泉地・那智勝浦町の名湯「きよもん湯」

紀伊半島の南東に位置する那智勝浦町。

那智勝浦町といえばやはりマグロが有名ですが、実は約1500年の歴史を持つ温泉地でもあります。「湯川温泉」と呼ばれるこの一帯の温泉地は、熊野古道の大辺路街道が通ることから湯治の地として多くの修験者などが訪れました。

そんな温泉地の中でも特に紀州の名湯と呼ばれる温泉の1つが「きよもん湯」です。

→同じく湯川温泉にあるもう一つの人気のゆりの山温泉のレポートはこちら

紀州の名湯「きよもん湯」のアクセスと館内情報

アクセスと駐車場

きよもん湯は道の駅なちから車で約10分のところにあります。国道42号線沿いに車を走らせると看板が見えるので分かりやすいです。

駐車場は広く、施設前に10台程度停められるほか、国道向かいの「きよもんcafe」の駐車場も利用できるようです。→きよもんcafeのレポートはこちら

営業時間と料金

きよもん湯の営業時間は昼12時から23時半まで。年中無休です。遅くまで営業しているので那智勝浦散策した後の帰り道に立ち寄れるのがよいですね。

入浴料は大人500円、小人300円、家族風呂1,000円(入浴料とは別。50分以内)とリーズナブルです。

 

入口の券売機で入浴券を購入します。シャンプーやタオルもこちらで購入。

入口を抜けると畳のある休憩所があります。お風呂上がりに飲み物を飲みながらくつろげそうです。

 

こちらは温泉へと続く廊下です。写真は夜なので暗いですが、昼間は光が差して庭などを見渡せると思います。木造で風情のある渡り廊下です。

 

営業時間や最新情報はきよもん湯の公式サイトをご覧ください。

→きよもん湯 公式サイトはこちら 

お肌がつるつるになるお湯!

温泉は、男湯・女湯の他に家族風呂が3つあります。小さいお子様がいる家族旅行では重宝します。家族風呂が3つもある温泉はめずらしいのではないでしょうか。

今回は通常の女湯を利用しました。

シャワーは5台ほどありました。浴槽は1つしかなくシンプルな造りですが、清掃がよく行き届いていて清潔です。浴槽は大人でも座ると少々深いので小さいお子様は十分注意してください。

温泉の泉質はアルカリ性単純温泉、ph 9.6(2源泉混合)だそうです。源泉掛け流しで、お湯の温度は40度くらいだと思います。この湯加減が絶妙によくて、ぬるすぎずのぼせすぎずちょうどよかったです。

1番の驚きは、お肌が本当につるつるになる点です!

温泉の成分のおかげでしょうか、普通のお湯と違って肌に触れた時の感触が全然違います。ぜひお風呂でマッサージして違いを体験してみてください。

 


きよもん湯 公式サイトより

 

きよもん湯は、紀南旅行帰りに立ち寄るのにぴったりの場所です。温泉の泉質も大満足でした。

きよもんcafeもありお茶や食事もできます。熊野古道歩きやドライブ疲れを癒やすために立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

湯川温泉にあるきよもん湯以外のゆりの山温泉もオススメです。ゆりの山温泉も巡ってみて、違いを感じ取ってみるのも楽しいと思います。

Googleマップ

この記事を書いた人

しおこ

県外の大学卒業後、和歌山にUターン。和歌山に帰ってきてから和歌山が面白くなってきた人。自分自身が地域の魅力をもっと知りたい!という気持ちで和歌山ライターに。ウチとソトをつなげるローカルジャーナリストになりたい。海を眺めるのが好き。

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