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その他観光 2023.01.17

道の駅がない紀美野町で産直に立ち寄るなら「みどりの郷・農産物直売所」

和歌山県内でも有数の人気観光地・紀美野町。人口約8,000人のまちに、京阪神からも多くの観光客が集まっています。町内の個人経営のベーカリーやカフェが全国的に高い知名度を持っていて、ベーカリーのドーシェルや岳人、ジェラートのキミノーカなどは年間を通して多くのメディアで取り上げられています。

2023年現在、紀美野町内に道の駅は設置されておらず(計画は進められていると聞いたことがあります)、大規模な産地直売所もありません。そのため紀美野町に観光に行ったときに、どこで地域の商品を買うのがよいかと私もこれまで悩んでいました。

いくつか地元の野菜などを売っている場所を巡ってみて、立ち寄りやすくて品揃えが道の駅に近いのが、のかみふれあい公園内にある「みどりの郷・農産物直売所」でした。駐車場も広くてトイレなども整備されていて、カフェもあります。

のかみふれあい公園内に産地直売所あり

のかみふれあい公園は、ベーカリードーシェルから山をのぼって行った頂上付近にあります。近い道の駅は和歌山市内の道の駅四季の郷公園で、車で約20分離れています。

12ha以上ある広大な敷地面積の中に、広場やアスレチック、遊具、バーベキューサイト、パークゴルフ場などが広がっています。カフェなどが入る「ふれあい館」の中に地域の産品を取り扱う「みどりの郷・農産物直売所」があります。

緑の郷 農産物販売グループが運営

紀美野町のホームページによると、運営は緑の郷 農産物販売グループ。会員の農家さんが育てた農産物を中心に販売されています。

緑の郷産地直売所

紀美野町は町の75%が森林。農地は10%程度です。そのため種類豊富とはいかないですが、山のものを中心に、ちょっと珍しいものも揃っています。

のかみふれあい公園はイベントなどもよく行われる場所ですが、この建物の中に産地直売所があることはあまり知られていません。けれど品揃えもよく、地域の方々の手によって運営されているのが素敵だなと思いました。

手作りの雑貨もあり、一緒にいった友人が手作りカゴやバッグを買い込んでいました。地元の方々の手作り品がお手頃価格で買えるのも産地直売所のいいところですね。

お子さんやペットとも楽しめる、のかみふれあい公園

公園の敷地はお子さんが走り回っても十分な広さがあり、さまざまな遊びで一日中楽しめます。駐車場も無料、トイレもきれいに整備されていて、充実した設備の公園でした。

ペットとのお散歩も開放的な景色を眺めながら、のんびりと歩いて楽しむことができます。

紀美野町への観光のときには、のかみふれあい公園に立ち寄ってお買い物を楽しんだり、少しのんびりしてから帰ったりしてみるのはいかがでしょうか。

のかみふれあい公園

住所:海草郡紀美野町 西野971−1

公式ホームページ:http://www.town.kimino.wakayama.jp/sagasu/sangyoka/kankosangyo/fureai_park/114.html#%E3%81%B5%E3%82%8C%E3%81%82%E3%81%84%E9%A4%A8

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この記事を書いた人

まんたにえみ

株式会社Crop代表取締役&ライター。和歌山のことなら詳しいです。情報発信を支援する会社をしつつ、個人で和歌山の情報を各種メディアで発信中。Googleローカルガイドはレベル8。

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