かつての龍神ドライブインが「龍の故郷（ふるさと）」として復活！ランチやキッズスペースも充実

龍神には龍游、龍神、ごまさんスカイタワーの3つの道の駅がありますが、2022年9月23日に新たなドライブイン「龍の故郷（ふるさと）」がオープンしました。
ちょうど龍游と龍神の間くらい（間といっても龍神寄りですが）にあり、2つの道の駅とはまた違う特色のあるドライブインです。
10月、オープン後の様子を見てきましたのでレポートします！

龍の故郷へのアクセスと駐車場

龍の故郷は道の駅 龍神から車で約7分のところにあります。龍神スカイラインに向かってひたすら県道を進むとこちらの看板が見えてくるのですぐに分かります。駐車場は隣の敷地と合わせて10台ほど駐車可能です。

手書き感のある「龍の故郷（右肩上がり）」がなんとも手作り感を漂わせています。実はこちらのドライブイン、つい最近（2022年）まで閉鎖されて売りに出されていた「龍の里」という建物でした。

京都から移住してきたオーナー夫婦がここを買取り、スタッフ総出で改装を行い、9月にオープンしたばかりです。昔からの「龍の里」を知る人たちはドライブインの復活を喜びました。

地元のお母さんたちの手作りランチ

店内は広く、左手に売店、右手に食堂があります。
食堂は4人掛けのテーブルが4つと、4人掛けの座敷が3つあります。結構広いです。

実はこちらのお座敷の机、特注した焼き杉で作ったものだそうです。木目が美しいです。
床などの内装には木は自然乾燥させた龍神産の木材や紀州材が使われています。古い建物を自分たちで改装したからこそこだわりが見えますね。

建物の一角にはキッズスペースもあります！こちらはヒノキでできたやさしい手触り。写真奥の小部屋は授乳室です。ここまで家族連れへの配慮がされている田舎のドライブインはめったにないと思います。お子様連れでも安心して立ち寄れます。

ランチのメニューはこちら。「おかあちゃんのなつかしい味めしあがれ！」の一言がいい味出しています。働いている方々は地元のおばちゃん達でした。本当に「おかあちゃんの味」ですね。メニューは日によって変わるみたいです。

こちらはチキンカツ定食。ご飯、味噌汁、メイン、小鉢2つ、お漬物と結構ボリュームがあります。

煮物のしいたけはやっぱり龍神しいたけでしょうか。聞くのを忘れましたがきっとそうだと思います。手作り感のあるポテトサラダがとても美味しかったです！

こちらはうどん単品です。旅の道中、あったか〜いうどんでほっと一息。バイクなどで冷えた体にいかがでしょうか。

おみやげが買える売店もあり

入って左手には売店があります。アート系のおみやげ、龍や熊野古道にちなんだ本、和歌山のあられ、梅酒などが並んでいます。

隅っこにはシャンプーなどの日用品もあり、地元の人たちのちょっとした買い物の場にもなっています。田舎は本当にスーパーが限られているので、こういう場所で日用品を買えるのはありがたいことだと思います。

龍游、龍神、ごまさんスカイタワー、そして新しくできたドライブイン龍の故郷。龍の故郷は道の駅という分類ではないのですが、食事も買い物もできますので機能としては道の駅に近いです。木でできた空間に癒されますのでぜひ立ち寄ってみてください！