6月中旬〜7月上旬が見頃!御坊を代表するハス・舞妃蓮が池一面に咲き誇る「北吉田 蓮の郷」
梅雨シーズンの花といえばアジサイがメジャーですが、実は和歌山県御坊市は舞妃蓮(まいひれん)という貴重なハスのゆかりの地です。
桃源郷を連想させるうすいピンク色の花びらと形が美しく、梅雨の時期に池を彩ります。
御坊市のハスの名所・北吉田 蓮の郷(はすのさと)についてご紹介します。
北吉田 蓮の郷へのアクセスと駐車場
北吉田 蓮の郷は「道の駅 San Pin中津」から車で約14分、御坊ICから約8分、御坊南ICから約9分です。
すぐ近くに和歌山県最古の寺・道成寺があります(別の記事で紹介しています)。
→紀中ドライブで訪れたい!1300年以上の歴史を持つ和歌山県最古の寺・道成寺
ナビ通りに進み、道成寺の駐車場を通り過ぎると、シーズン中は看板や「はすまつり」の旗が立っているので分かりやすいかと思います。
駐車場はこちら。砂利道を進んだ奥に数十台駐車可能です。見頃の時期は結構混みます。
舞妃蓮の見頃は6月中旬〜7月上旬
舞妃蓮は、御坊市藤田町出身のハス研究家・阪本祐二さんによって、大賀ハスと王子ハスを掛け合わせて作られた品種です。
1968(昭和43)年、皇室に献上する際「花の閉じるときの姿が舞うがごとき優雅さをそなえることから、美智子妃殿下(当時)のお姿を重ねて」舞妃蓮と名付けたそうです(現地看板より)。
舞妃蓮の見頃は6月中旬〜7月上旬です。
池の全体像はこんな感じです。最盛期は桃源郷のような風景になりそうです。
池の真ん中からハスを鑑賞できる建物も風情があります。
50種以上のハスを鑑賞できる
北吉田 蓮の郷は舞妃蓮以外にも50種類以上のハスを鑑賞できます。池近くの案内所の中ではハス一覧が紹介されています。
こんなにたくさんの種類のハスを鑑賞できる場所はなかなかないと思います。まさに「はつまつり」ですね。
2022年は初のキッチンカーも
2022年は初の試みとしてキッチンカーやテントでの物販が行われていました。
御坊市のほか、和歌山市や田辺市のベーカリーやコーヒーショップなどが最大13ブースに出店します。人気キッチンカーの「追っかけ」でイベントに来る人もいるのだとか。
こちらは田辺の西八丁珈琲店さん。
なんと、「キタヨシダ ハスノサトコーヒー」という限定ドリップコーヒーがありました!このイベントでしか買えない貴重なコーヒーです。
おいしい食事やコーヒーをいただきながらゆっくりハスを鑑賞できるのは嬉しいですね。
Instagramで開花状況や出店情報をこまめに発信されているので、チェックしてみてください!