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アクティビティ 2022.10.06

2023年秋に完成予定「海南市道の駅(仮称)」の愛称を募集中!採用されるコツを考えてみた!

名前は一生もの。
我が子でもペットでも、名付け親になるというのは特別なことです。
それが、たくさんの人が利用する「道の駅」の名付け親になれるとしたら――?
道の駅ファンとしてはたまりませんよね!

海南市下津地区に2023年秋に開駅予定の「海南市道の駅(仮称)」。
この道の駅の「愛称」を、海南市が募集しています。
ここはひとつ、採用を目指して「これぞ!」という愛称を考えてみませんか?


「海南市道の駅」の概要を知ろう

まずは新設される道の駅の概要と、海南の土地柄を知っておきましょう。

下津町小南地区に建設中の道の駅は、海沿いを走る42号線沿いにあります。
同時に山側に建設中なのが「有田海南道路」。
有田方面と海南を結ぶ道路が42号線しかないため、通勤通学時間帯に混雑するのが地元の人の困りごとでした。
新しい「有田海南道路」も、新設される道の駅の側を通ります。
新しい道の駅は、2つの道路を結ぶ交通の要所でもあるのです!

上図のように、芝生広場なども備える予定の道の駅。
地域振興施設の中には、鮮魚店やフルーツパーラーを含む「産直マルシェ」が入ります。
海に近くみかんがおいしい町、海南下津地域ならではのラインナップですね。

新設される道の駅の設備については、詳しくは以前記事にしています。

2023年秋予定!下津町小南地区に鮮魚店も備えた「海南市道の駅(仮称)」オープン

海南市道の駅コンセプトムービー

海南市の土地柄も知っておきましょう。

特産品
・みかん(特に下津地区の「蔵出しみかん」)
・びわ(下津地区)
・桃(市東部の高津地区)
・しらす(下津地区)
・はも(下津地区)
・紀州漆器(日本四大漆器に数えられる。黒江地区)
・家庭和雑貨(たわしやスポンジなどが有名)

 

名所
・熊野古道(熊野へと続く古道)
・鈴木屋敷(全国の鈴木姓発祥の地)
黒江の街並み(漆器の職人町)
・長保寺(国宝・紀州徳川家の墓所)
・橘本神社(お菓子の神様)

なにかインスピレーションが湧いてきそうでしょうか??

各地の道の駅の名称を見て傾向と対策を知る!

それでは、ここからは採用のコツを考えていきましょう。
日本全国、たくさんの道の駅で愛称を公募し、投票などによって名前が決定されています。
傾向と対策を知れば、採用に近づく…かもしれません。

1、土地の名前そのままのパターン

調べていて案外多いのが、土地の名前そのままのパターンです。
下野(しもつけ)市では「道の駅 しもつけ」、阿賀野氏の道の駅は「道の駅 あがの」。
難読地名の場合、ひらがなにして読みやすくし、覚えてもらう目的があるようです。

2、エリア名と地名と組み合わせたパターン

羽咋(はくい)市の道の駅は「道の駅のと千里浜」。能登(のと)というエリア名と立地であり観光名所である千里浜(ちりはま)を組み合わせた、ブランド力のある秀作です。
岩手県久慈市の道の駅は「いわて北三陸」。こちらもエリアが分かりやすく、PR活動がしやすそうな名前です。

3、道の駅や土地の特徴を盛り込むパターン


長野県佐久市は「健康長寿」が自慢の地。道の駅の名前は「ヘルシーテラス佐久南」となりました。
大規模な交通の要所となる筑西市の道の駅は「グランテラス筑西」に。
日本で最後に機関車のD51が走った町で、よい状態のD51が道の駅に展示される安平町の道の駅は「あびらD51(デゴイチ)ステーション」に決定されました。

4、土地の名前をニックネームのようにしたパターン


大分市田ノ浦の道の駅は、「田ノ浦」と「楽しい」「うららか」を組み合わせ、のどかな海をイメージさせる「たのうらら」に決定。
黒部市の道の駅は、「ここから黒部が発展してほしい」との願いを込め、市のイニシャルを含めて語呂のいい「KOKO(ここ)くろべ」になりました。

 

なにかいい案が思いついたでしょうか。
今回の海南市の公募は、ひとり1点までしか応募できないので、渾身の1作で応募してくださいね。

期日は2022年10月31日まで。
オンライン応募(下記)や、持参、郵便(消印有効)、ファックスで受け付けています。

海南市道の駅愛称募集ページ

この記事を書いた人

二階堂ねこ

奈良育ち、大阪の出版社勤務を経て、結婚を機に和歌山に。在住約20年を数え、もうすっかり和歌山人のつもりです。海のある街に猫と住む夢が叶ってごきげん。取材やインタビューをメインに活動しつつ、地域の魅力を発信したいフリーライター。

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