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グルメ 2022.05.27

有田川・秘密にしたい静かな隠れ家ブックカフェ「かえりみちのブルー珈琲」

有田川エリアで、静かに一息つきたいときに思い出してほしいカフェが「かえりみちのブルー珈琲」。
道の駅明恵ふるさと館から県道22号線をとおって車で約15分、有田南インターチェンジ近くのブックカフェです。

静かにリラックスできる居心地◎のブックカフェ

真ん中のブルーのファブリックがかかっているのが「かえりみちのブルー珈琲」の入口です。
以前は店名の掲示があったようですが、私が訪れたときにはありませんでした。
とはいえ、敷居の高い感じはありません。
優しく物静かなマスターがゆったりと迎えてくれます。

店内は、各テーブルにパーティションやファブリック、グリーンなどでさりげなく目隠しがされていて、他のゲストと視線がぶつかることがありません。

3人以上はお断りされることもあるという同店。
「会話ボリュームは読書されるお客様へご配慮願います。2時間制となります」の注意書きがありました。

机には文庫本がおかれ、自由に読めるようになっています。
店内にはほかにも雑誌や本があちこちに配置されています。


こだわりのコーヒーとケーキでほっと一息

約10種類の豆から選べるハンドドリップのコーヒーは、400円~550円。
自家焙煎のコーヒー豆も販売しています。
そのほか、クマの容器に入ったかわいいクリームソーダなども。

今回は濃厚ベイクドチーズケーキ(400円)と、インドネシアロブスタのコーヒー(400円)を注文。
ケーキは風変りでキュートな盛り付けで席まで届けられました。

コーヒーは、ダークチョコのような香りとメニューの説明にあったとおり、華やかな香りの濃い味わい。
ねっとりと濃厚なチーズケーキと好相性です。
チーズケーキには、紅茶のアイスクリームも添えられていました。

今回はケーキにしましたが、極厚エッグトーストも人気のようです。

お水の器も、店名のとおり素敵なブルー。

訪れた日はシトシト雨の日だったので、ちょうど机にあった「雨はコーラが飲めない」という江國香織の本を読んでしばらく時間を過ごしました。

美味しいコーヒーとケーキ、たくさんの本に囲まれたほっと一息つける空間。
本当に居心地がよいので、誰かに教えたい気持ちと、秘密にしたい気持ちがせめぎ合います。

営業時間は12時~22時と夜遅くまであいているのもポイント。
テナント前に広い駐車場があります。

訪れる際は、公式ホームページなどで最新情報をチェックしてください。

https://www.instagram.com/kaerimichinobluecoffee/

この記事を書いた人

二階堂ねこ

奈良育ち、大阪の出版社勤務を経て、結婚を機に和歌山に。在住約20年を数え、もうすっかり和歌山人のつもりです。海のある街に猫と住む夢が叶ってごきげん。取材やインタビューをメインに活動しつつ、地域の魅力を発信したいフリーライター。

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