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アクティビティ 2022.06.13

高野山へはかつらぎ町からのルートがオススメ、カフェもドライブインもあり

標高約1000m級の山に囲まれ、盆地の中にある高野山。弘法大師が開き、今もその地に眠るとされる聖地です。明治期までは高野山全体が総本山金剛峯寺という寺であるとして「一山境内地(=高野山全体が1つの金剛峯寺という寺)」とされていました。

その高野山の入口には、「大門」があり、そこから先に高野のまちが広がっています。その中心・核とされるのは壇上伽藍です。

今も高野山には弘法大師が開いた頃と変わらない儀式や習慣が根付いています。和歌山県民でも知らないことがいっぱいで、いつ行っても驚くことばかりです。

高野山へのドライブルートはかつらぎ町経由がオススメ

和歌山県観光連盟におうかがいしたところ、高野山へのルートは複数あるのですが京奈和自動車道・紀北かつらぎICから国道480号線経由で高野山へ向かうルートがオススメとのこと。このほか、大阪側から高野山へ向かうルートは九度山経由、橋本経由があり、かつらぎ町が道もきれいで寄り道も楽しめるのでいちばん良いと私も思います。

京奈和自動車道・紀北かつらぎICを降りたら、道の駅紀の川万葉の里があります。トイレも広くきれいで、観光情報もたくさん収集できます。そこから紀ノ川を渡って山へ向かってのぼり始めると、もう真っ直ぐ行くだけで高野山です。約30分の道のりです。

山道にはコンビニや観光案内所は高野山に着くまでありませんが、カフェやドライブインがあります。

高野山への道中の立ち寄りスポット

道の駅紀の川万葉の里から高野山へ向かって10分ほど車で走ると、カフェ「グダン」があります。このあたりはこんにゃくが名物なので、こんにゃく入りオムライスなどが食べられます。やさしい味のスイーツもあり、休憩にぴったりです。

2階にはテラス席があり、高野山麓の景色がゆったり楽しめます。

カフェ「グダン」からさらに山を上ると、はなさかドライブインがあります。こちらにもトイレがあります。

このドライブインがあるエリアは”花坂”という場所で、やきもちが名産品です。たくさんやきもちのお店があるので、少しずつ買って食べ比べをすると楽しいです。高野山まで行く時間がなければ、かつらぎ町の道の駅かつらぎ西でも多数取り扱いありますよ。

高野山の入り口・大門へ

はなさかドライブインからさらに10分。高野山の入り口・大門に到着します。

高さ25m以上の門で圧倒的な存在感があります。夜はライトアップも楽しめます。

この大門を背にして立つと、山麓を一望できます。高野山の中でいちばんのロケーションです。私はいつも車で通り過ぎているのでその眺望の写真がなかったのですが、ぜひお出かけになったら、車を停めて大門からの眺望も楽しんでください。

ちなみに大門前に気温が表示されているのですが、毎回温度が低くてびっくりします。この4.6度は11月に訪れたときのものですが、7月に20度だったこともあります。和歌山市内と比べるとだいたい10度ほど違う感じです。高野山へ行くときは1枚多めに上着を持って行ってくださいね。

↑この青看板には九度山、橋本の表示もありますが、昼も夜もかつらぎルートが安心です。橋本方面の道はかなり細く、石がたくさん落ちているような道です。橋本から上ろうとすると「九度山経由がオススメ」と書かれた看板も立っています。

九度山ルートは町石道という歩いて高野山まで行けるハイキングルートもあるほどで、それほどひどい道ではないですが、車道がギザギザな感じで細く、対向車が見えづらいです。

GoogleMAPで検索するとどのルートも同じような時間で着くので、何となくで選んでしまいがちですが、国道480号線経由で行かれることをオススメします。

この記事を書いた人

まんたにえみ

株式会社Crop代表取締役&ライター。和歌山のことなら詳しいです。情報発信を支援する会社をしつつ、個人で和歌山の情報を各種メディアで発信中。Googleローカルガイドはレベル8。

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