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グルメ 2022.10.07

上富田町の幻の果実「やまもも」で作ったジュースが飲めるKumano Berry

上富田町の観光案内所はJR朝来駅構内にあり、カフェ「Kumano Berry」も同じく駅構内にあります。
上富田の観光で迷ったらまずはここを訪れると情報が手に入ります。
ドリンクやクッキーをいただきながらゆっくりと観光プランを練りましょう。

 

Kumano Berryへのアクセスと駐車場

Kumano Berryは前述の通りJR朝来駅構内にあります。道の駅 くちくまのから車で約7分、上富田ICからは車で約3分です。

しかし朝来駅前には駐車場がなく、ゆっくり車を停めて中を見学したい場合は駅から200メートルほど離れたところにある専用駐車場を利用してください。焼鳥屋「咲來鳥(さくとり)」の目の前の砂利の敷地になります。


観光案内所の様子

駅に入って右手にKumano Berry兼観光案内所の入り口があります。

ところで、床がなんだかカラフルなことに気付きましたか?
実は朝来駅、駅舎の中がちょっとしたアート空間になっているんです!
和歌山県のJRきのくに線は無人駅が多く、アート+トレインで駅を盛り上げようという「紀の国トレイナート」という企画が過去に行われました。
朝来駅もその一環でアーティストによるアートが施されました。

S+N laboratoryは、美術教育研究者 兼 美術家である西園政史と、美術家 榊貴美によって2012年に結成。S+Nではワークショップ等の活動をはじめ、プロジェクト、コラボレーション、美術協力等、多岐にわたる活動を行う。活動の特徴として、人と町そして社会との関係を持ち展開。参加型アート等を中心に発表。

(紀の国トレイナートwebサイトより引用)

観光案内所の反対側にはカラフルな床と木のアートが。木の根本あたりに貼ってあるのは上富田町が取り上げられた新聞の切り抜きです。地域愛を感じますね。


Kumano Berryに入ると、上富田町の非公認キャラクター・一八桃葉(いちやももは)ちゃんがお出迎え。上富田町の町木である「やまもも」をモチーフとしたキャラクターです。
後ろには本が並んでいますがこちらは貸し出し用でしょうか、販売用でしょうか…?(聞くのを忘れました)


構内には小上がりつきのキッズスペースが!小さい子供を遊ばせながらゆっくりドリンクが飲めるのはいいですね。
さらに、真ん中の二つのケースには「こちらは無料です」と書いています。お下がりのフリーマーケットと無料提供、両方あるみたいです。

こちらは有料の販売コーナー。おもにクッキーを置いています。
私は一番左のアールグレイのクッキーを購入しました。厚みがあり、サクッとしていて美味しかったです。その場で食べるのにも、ちょっとした手土産にもぴったりです。


やまももジュースを購入

さて、メインのやまももジュースを購入しました。
やまももジュース350円、やまももソーダ400円、他には上富田町のソウル梅ジュース300円などがありました。

「やまもも」は、初夏のほんのつかの間に実り落ちていく果実です。
デリケートで、収穫時間が短い「やまもも」は「幻の果実」といわれています。
私たちは、和歌山県にある小さな町「上富田町」の町木でもある「やまもも」をきっかけに、未来につながる町づくりを目指しています。
(看板より)

やまももは幻の果実なんですね。そういえばやまももジュースってあまり聞いたことがありません。早速ひょうたんせんぱい(こっちは公式キャラクター)と一緒にパシャリ。


駅から出て、外でも一枚パシャリ。きのくに線の田辺以南は単線で、めったに電車が通らないので陸橋もなく、こうして線路を横断してホームに行きます。
青空と線路、そしてやまもものピンク色がいい感じに映える一枚が撮れました。


やまももジュースは甘酸っぱくて美味しかったです。田舎のおばあちゃんが手作りで絞ってくれたような、さすが幻の果実というだけあってなかなか市販では味わえない風味でした。ソーダ割も美味しそうです。

上富田町に来たらぜひ幻の「やまもも」を味わってみてくださいね!

この記事を書いた人

しおこ

県外の大学卒業後、和歌山にUターン。和歌山に帰ってきてから和歌山が面白くなってきた人。自分自身が地域の魅力をもっと知りたい!という気持ちで和歌山ライターに。ウチとソトをつなげるローカルジャーナリストになりたい。海を眺めるのが好き。

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