那智勝浦で湯治場として賑わった温泉地にある「Cafeきよもん」で景色を堪能
那智勝浦町でかつて湯治場として多くの人が集まった湯川温泉は1,500年以上の歴史があるといわれ、湯量も豊富で、今もたくさんの人の体を癒しています。
湯川温泉にある源泉掛け流しの浴場「きよもん湯」は、道の駅なちから国道沿いを走ること約8分。年中賑わっている温泉です。道の駅たいじも同じ国道沿いにあるので、道の駅なちと道の駅たいじの間にある、という距離感です。
このきよもん湯はご存知の方も多いと思うのですが(別記事に訪問レポートがあります:1,500年の歴史を持つ温泉地・那智勝浦町の名湯「きよもん湯」)、そのお隣に温泉が流れ込む干潟を眺めながらコーヒーが飲める喫茶店「Cafeきよもん」があります。
吉野熊野国立公園内に位置する「Cafeきよもん」。
お店の前には、湯量豊富な湯川温泉の源泉が流れ込んでいる”ゆかし潟”が広がります。
さまざまな鳥が飛来するらしいのですが、このときはカモがたくさんいました。私たちに気づいてどんどん遠くへ行ってしまいましたが…。
源泉100%の温泉が流れ込む”ゆかし潟”
店内に掲示もありましたが、水がどんどん出ている管があり、温泉が流れ出ているのがわかりました。お手洗いも硫黄の香りがしたので、洗面は温泉なのかなぁ〜などと思ったり。温泉には入れなかったのですが、温泉を身近に感じながらコーヒーをゆったり飲むことができました。
▲コーヒー400円
丁寧にコーヒーも入れてくださって、忙しいお昼時だったのにおいしいコーヒーをいただくことができました。店内は地元の方々が集まって(常連さんかな)ランチしているようでした。
景色を眺めて、ドライブの間の優雅なひとときを過ごせました。お店のお姉さん方も親切にしてくださいました。
軽食メニューはうどん、ラーメン、焼きそばなど
地元の方々が集まる、のんびりした昔ながらの喫茶店という感じです。テイクアウトは対応していない、ということでした。席数は多くて、広々としています。30人くらい座れるかも。
温泉が流れ込む美しい水面を眺めて、静かなひとときを楽しんでください。
このあたりは喫茶店も少ないので、ゆっくりしたいなと思ったらオススメです!
Cafeきよもん
和歌山県東牟婁郡那智勝浦町湯川5−3
定休日:月曜
MAP:https://goo.gl/maps/dbydo4zqbnjgkeCr5
この近くには、きよもん湯(入浴料500円)のほか、ゆりの山温泉(入浴料300円)もあります。どちらも湯量が豊富なところ、源泉掛け流しのため入浴料も手頃なことが特徴です。筋肉がほぐれてスッキリとします!ぜひ温泉もお立ち寄りになってみては。