道の駅「椿はなの湯」は湯治場で隠れた名湯、足湯ならかけ流し温泉が無料
紀南エリアの隠れた名湯「椿温泉」に、道の駅椿はなの湯があります。少なくとも400年前には開湯していた歴史ある温泉です。
道の駅内には温泉施設のほか、足湯も設置されていて、足湯なら無料でかけ流し温泉を楽しむことができます。足を浸けているとカラダがポカポカと温まり、じわじわと汗が出てきます。芯からカラダが温まるのでその効果は長く続き、疲労が回復していくのがわかります。
昔から湯治場として有名で、全国から多くの人が訪れているというのがわかります。とてもパワーがあり、足湯だけでもカラダの変化が感じられる温泉です。
椿温泉足湯はかけ流し、加水なし!
椿温泉は単純硫黄温泉で、美人の湯といわれるpH9.9のアルカリ性。
足をつけていると角質が落ちて、皮膚の表面がツルツルとしてきます。
このかけ流しの温泉が無料で楽しめるのは本当にありがたいです。足湯なら手軽に楽しめます。旅先での突然の出会いのために、タオルとスリッパを車に積んでおくことをおすすめします^^
- かけ流しのため消毒なし
- 入浴剤不使用
- 浴槽温度:41度
- 加温あり
- 適応症:神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、うちみ、ねんざ、慢性消化器病、痔疾、冷え症、病後回復期、疲労回復、健康増進、きりきず、慢性皮膚病、慢性婦人病、糖尿病など
筋肉の慢性的なこわばりや痛みに効果があるお湯なので、腰痛や肩こり、ヒザの痛みなどがあれば、ぜひ試したい温泉です。
私が足湯に入ることができたこの日は少し体調が悪かったのですが、15分ほど足をつけて、汗がじわっと出てくる頃になるとずいぶんとカラダが軽くなりました。肩や背中、股関節などちょっと詰まっているような感覚があったのですが、かなり動かしやすくなった気がしました。
南紀白浜温泉は全国に知られているけれど、椿温泉は秘湯と呼ばれるほど認知度低め
江戸時代から湯治場として多くの人が集まってきている天然温泉にもかかわらず、和歌山県民でも存在を知る人は少ないです。
白浜とは泉質も違って、椿温泉ならではの良さもあります。旅館も数軒あり、ランチも食べられますし、もっとたくさんの人が椿温泉を堪能しに来られてもいいのになぁと思っています。
足湯もとても清潔で、気持ちよく入ることができました。この足湯は、椿温泉で健康回復された方が寄付されたものだとか。無料なんて本当にありがたいです。
道の駅の建物内には、浴場があります。こちらは加温していない源泉に入ることができるので、ぜひお時間があれば浴場も楽しんでみてください。カラダが軽く、スッキリとすること間違いなしです。
■浴場については以下の記事が詳しいのでぜひ御覧ください。
温泉に入れる道の駅!白浜の密かなスポット「椿はなの湯」の椿温泉でドライブ疲れを癒そう
■営業日やイベントについては公式サイトを御覧ください。