勝浦にぎわい市場の「脇口水産」では朝からマグロ解体ショーを実施中
那智勝浦町にある勝浦漁港は道の駅なちから車やバイクで5〜6分ほど。全国でも珍しく冷凍されていない「生マグロ」ばかりが水揚げされる漁港です。その港のすぐそばには観光施設「にぎわい市場」が常設されていて、食事やお買い物を楽しめるほか、毎日マグロ解体ショーを見ることができます。
にぎわい市場の近くにはホテル浦島や越乃湯など大規模な温泉ホテル・旅館もたくさんあり、いつも観光客が多く集まっています。
にぎわい広場に常設された解体スペース
にぎわい市場内にはいくつもの店舗が出店しています。朝ごはん、ランチ、お茶、お買い物と楽しめます。マグロの刺身はマグロの種類が選べるほど豊富にそろっています。
このにぎわい広場のいちばん奥にあるのが「脇口水産」の店舗スペース。解体スペースが常設されていて、一日中解体ショーが行われています。脇口水産は三重県のVISONにも出店していて、SNSも積極的に更新。マグロに関する情報発信も熱心にされています。
大きなガラス窓の向こう側で解体されますが、マイクを通して解説を聞くことができます。
さまざまなマグロを目の前で観察!
この日の訪問は朝9時台でしたが、もう何匹か解体されていました。この写真ではメバチマグロが解体されていますが、キハダマグロ、ビンチョウマグロなどいろいろ変わります。それぞれのマグロの違いなども解説で聞くことができます。しっかり情報を知ってから食べるマグロはより一層おいしいと思います^^
この解体を手がける脇口水産のマグロ販売、食事販売スペースもすぐ隣にありますので、新鮮なマグロを堪能することができます。”もちまぐろ”というのがあるのですが、これは私も他の地域では見たことがないです。那智勝浦・勝浦漁港だからできる新鮮さを活かしたメニューですね。
食事はテラス席もあり、海を見て風を浴びながら食べることができます。とても和歌山らしくて、爽快!
にぎわい市場ではマグロを解体するところから見て、焼いたもの、生のまま、揚げたものなどありとあらゆるメニューで食べることができます。朝から人がたくさんいるのも納得です!
市場前には無料の足湯もあり、漁港周辺は昭和レトロな雰囲気がただよい、散策するにもぴったり。せっかく那智勝浦まで足を運んだからには、解体ショーも楽しんで、食事はマグロ三昧!このコースがオススメですね。
勝浦にちぎわい市場
住所:和歌山県東牟婁郡那智勝浦町築地7丁目12
公式ホームページ:https://nigiwaiichiba.com/
近くには公衆浴場はまゆなど、温泉もたくさんあります。日帰り入浴可能な施設も多いので立ち寄ってみてはいかがでしょうか。